アイコン 業種別・規模別業況判断  5年ぶりの高い人手不足/日銀短観

日銀が企業から徴収している景気の業況判断指数(DI)は、規模別・業種別に全国の企業から業況を集め発信している。
企業活動のいろいろな分野を、景気について「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた数値。
問い合わせ企業は、大企業は2,290社、中堅企業は2,882社、中小企業は5,376社の計10,548社に対し業況感を問い合わせ、99%以上の回収率により作成されている。
日銀が1日発表した短観=企業短期経済観測調査では、景気の回復傾向を背景に、従業員が足りないという企業が増えて、人手不足を感じている企業の割合を示す指数は5年3ヶ月ぶりの高い水準となっている。

(2013年9月調査)
[雇用人員判断DI(全産業)]   (「過剰」-「不足」・%ポイント)
 
13/6
2013/9
6→9月
13/12
 9→12月
   大企業
2
-1
-3
-3
-2
   中堅企業
-1
-5
-4
-7
-2
   中小企業
-1
-7
-6
-9
-2
   全規模合計
-1
-5
-4
-8
-3
 
業種別・規模別景況感 2013年9月調査/日銀
 
大企業
中堅企業
中小企業
製造業
12
0
-9
 繊維
0
-28
-29
 木材・木製品
48
35
2
 紙・パルプ
0
-16
-32
 化学
8
1
-4
 石油・石炭製品
6
6
2
 窯業・土石製品
29
13
-6
 鉄鋼
2
-10
4
 非鉄金属
18
9
-9
 食料品
11
-10
3
 金属製品
-5
5
-10
 はん用機械
15
-22
-18
 生産用機械
7
10
-6
 業務用機械
8
13
-12
 電気機械
9
-3
-15
 造船・重機等
-4
3
-9
 自動車
27
13
17
 素材業種
12
0
-10
 加工業種
12
0
-10
非製造業
14
8
-1
 建設
20
17
7
 不動産
24
15
7
 物品賃貸
31
10
13
 卸売
11
2
-6
 小売
8
6
-8
 運輸・郵便
-2
3
-13
 通信
32
4
17
 情報サービス
24
11
8
 電気・ガス
-18
10
7
 対事業所サービス
28
19
6
 対個人サービス
25
3
-10
 宿泊・飲食サービス
5
8
-10
全産業
13
5
-4
 
[ 2013年10月 2日 ]
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