アイコン ノバルティス社/日本製薬工業協会が無期限会員資格停止

日本製薬工業協会は3日、降圧剤ディオバン(薬剤名:バルサルタン)の臨床研究にデータ操作があったとして、スイスの世界的な薬品メーカーのノバルティスの日本法人ノバルティスファーマ(ノバルティス社、東京)を無期限の会員資格停止の処分にしたと発表した。
 会員資格停止は、除名に次ぐ重い処分で、協会の活動に参加できなくなる。
処分理由については、データ操作問題が製薬業界の信頼を失墜させたことなど総合的に判断したとしている。
 以上。

ノバルティス社は、社員を大阪市立大学医学部の非常勤講師=スパイとして潜入させ、臨床データの捏造データを作成、ディオバンの臨床試験の教授や日本高血圧学会を利用して大宣伝、単一薬剤で毎年1000億円以上売り上げる日本一の超大型商品にしていた。これまでの販売高は1兆2千億円とされる。
大阪市立大の問題に、橋下市長は何故か動こうとしない。

<発表原文>
2013 年10 月3 日
会員会社に対する処分について 
日本製薬工業協会 会長 手代木 功
日本製薬工業協会(会長 手代木 功)は、会員会社であるノバルティス ファーマ株式会社の高血圧症治療薬の臨床研究に係る事案について、今般、当協会の会則に定める「本会の目的に反する会員の行為があった場合等」に該当すると判断し、ノバルティス ファーマ株式会社に対して、「会員資格停止」の措置を取ることを決定いたしました。
 

[ 2013年10月 3日 ]
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