韓国/中国と南沙諸島で敵対関係にある比国へ戦闘機12機輸出
韓国紙は、中国政府がこのほど、韓国が独自技術で生産した戦闘機「FA50」をフィリピンに輸出しないよう韓国政府に求めたが、拒否されたと伝えている。
中国は、仲良しの韓国の朴槿恵大統領とフィリピンのアキノ大統領が17日にソウルで首脳会談を行うのに先立ち、韓国政府に輸出を差し止めるよう求めてきたとされる。
これに対し、韓国政府は「国益に直結する防衛産業の輸出に中国の干渉を受けることはできない」として要求を拒否したという。
朴大統領は10月17日、アキノ大統領との会談で、フィリピンがFA50を12機(4億4300万ドル=434億円相当、1機当たり36億円)導入する意向を示したことに謝意を表し、速やかな契約締結を正式に求めた。
中国は、フィリピンと南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)の領有権をめぐり、強行乗っ取りをはかり、また、まだ、比国が実効支配している島もあり、紛争中である。
韓国は、お友達の中国のいうことを聞かなければ、いろいろ今後ありそう。
<腐れバナナ事件>
南沙諸島紛争では、中国は、比国からこれまで大量に輸入していたバナナを税関で、長期にわたり審査、その間バナナは腐れバナナになり、送り返され、比国はバナナを中国へ輸出できなくなった。その関係で、比産バナナが大量に日本へ輸出され、価格が暴落した、昨年の出来事である。
韓国は今後の輸出戦略商品に、戦闘機・潜水艦や戦車などを含む武器と女郎の輸出を上げているようだ。
韓国の日本タタキは、日本が武器輸出に走れば、その性能から比較にならず、日本の再軍国化阻止を掲げ、その間に武器輸出を積極的に図る目的もある。慰安婦問題や靖国問題を取り上げ続けるのは、そうした利益を享受するためともいえる。何事も国家戦略として、裏と表があるのだ。
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