アイコン 韓国原発20基 部品品質の偽造書類227件 100人起訴

韓国原発は、低品質レベルの偽造部品大量使用で揺れている。原発停止で、夏の電力は逼迫状況が続いていた。

韓国の国務調整室は10日、原子力発電所の不正部品問題と関連し、稼動中の原発20基の性能検査関連書類約2万2000件の調査を行った結果、1.2%に該当する277件の書類偽造を確認したと発表した。
また、書類偽造などの罪で発注元、納品業者、検証機関関係者60人らの計100人を起訴したと発表した。 

国 務調整室長は記者会見で、「建設中の原発5基と運転停止中の原発3基に対する性能検査書類27万5000件については21万8000件まで調査が完了し、 2010件(0.9%)の書類偽造を確認した。書類に偽造があった機器や部品は再検証、交換を推進中」と話している。 

同室長は「この10年で、部品の欠陥と関連して、原発が停止した事例は128件あるが、性能検査書類が偽造された該当部品が原因となった故障はないと確認された」と説明した。 

原発不正部品問題の捜査については、「9月末の時点で性能検査書類の偽造で発注元、納品業者、検証機関関係者60人を起訴し、納品契約の不正で、韓国水力原子力の元社長を含む納品業者役員35人を起訴した。賄賂の授受で韓国電力副社長を含む5人を起訴するなど合計100人を起訴した」と明らかにした。

昨年12月での韓国での報道では、韓国の合同調査団の調査によると、この10年間、原発事業者の韓国水力原子力に納品された部品のうち、品質検証書が偽造された部品は、561品目(使用部品の数は1万3794個)で、実際に原発に設置されたのは341品目(同6494個)。
現在までに品質検証書偽造部品のうち、安全等級に該当する5,197個中、93.4%に当たる4,848個が交換された。

性能検査書の偽造では、カナダの検査機関が検査し、品質レベルが低く、不合格としたが、その不合格の性能検査書を、合格判定の性能検査書に偽造して、当該部品は原発へ納品していたことも発覚している。

2013.10.11報道では、
国際透明性機構が「国際連合腐敗防止条約」に加盟している40ヶ国を対象に同条約の履行状況について調べたところ、韓国は条約の履行実績が最も低い4等級とされた。この条約は企業やその関係者による外国政府関係者への贈賄防止を目的に、1999年に発効した。
また、各国の公務員や政治家の腐敗水準を示す国際透明性機構の腐敗認識指数でも、韓国は2011年、12年と2年連続で経済協力開発機構(OECD)加盟34ヶ国のうち最下位圏の27位だったと報道されている。
こうした体質を改善するには、国民の規範たるべき大統領府、歴代の大統領の親族、側近たちが不正蓄財や賄賂の漬け物となる韓国の総統府の体質改善が最重要、必要不可欠なことだろう。上から下まで、不治の病となっている。・・・中国とよく似ている。

[ 2013年10月15日 ]
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