アイコン 全日空系LCC「バニラエア」12月20日から那覇・台湾路線で運行開始

エアアジア・ジャパンを引き継ぐ全日空系の格安航空会社「バニラエア」の1号機となる旅客機「エアバスA320型機」が、14日成田空港に到着、同社は、12月からの運航開始に備える。

「バニラエア」はANAホールディングスが、マレーシアのエアアジアとの合弁を解消して、11月、新たに発足させたLCC=格安航空会社。
1号機となる180人乗りのエアバスA320型機が、製造されたフランスから成田空港に到着した。
12月20日から、成田空港を拠点に那覇や台北と結ぶ2つの路線で運航を始め、来年1月からは新千歳と、3月からはソウルと結ぶ路線でも運航を始める予定で、合わせて5機の旅客機を新たに導入する。

以上、

<エアバス>
バブル時代に自民党の利権議員により地方空港が山のように造られ、日航は政策的に地方路線を運行することになった。その結果、国策航空会社「日航」は民主党時代に実質破綻。
自民党の利権議員さんお抱えの空港が、大赤字路線から日航の発着もなくなり、その後日航は再建されたものの、路線は廃止したままで怒り爆発、来春の羽田国際枠では、全日空に11本に対し、日航5本の新枠というペナルティを付けた。もう政権と日航の喧嘩状態だ。
また、アメリカを神様と間違っている日本の利権議員と各省の官僚らに反し、これまでアメリカのボーイング機一辺倒だった日航が、初めて欧州のエアバスを大量導入(56機)することを発表した。そうしたことも、自民党の中枢の利権議員や航空行政を牛耳る航空官僚らを怒らせる結果を招いた。

しかし、現実は、山のように造られた新空港で、採算ベースに至っている路線や近い路線は、皆無だ。しかも、地方自治体は、その管理費用に追われているのが現実だ。今や1000兆円を超えた借金で造られたものだが・・・。
高速道路網・新幹線網が、バブル以降も利権議員と官僚たちにより整備され続け、そうした空港の必要性はもともとなくなっている。地方空港は、地方自治体管理でもあり、定期便のない空港や大赤字の空港は極一部を除き、太陽光発電業者に貸した方が賢明な策と思われる。
今回の喧嘩で、自民党圧力議員兼利権議員たちが、再建された日航に対して、不採算路線の再就航を強制させようとしているが、暗雲が立ち込める事態となった。
再就航させるべきではないことは当然なことだ。防衛族が言うように、地方にいっぱい空港があったら、もしものときに戦闘機を全国に分散させることができるとしているが、今時のもしもの時はすでに日本は終わっている。

[ 2013年11月15日 ]
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