アイコン JFEエンジ・新進建設JV/香南清掃組合ごみ処理施設受注

JFEエンジニアリングと新進建設(株)(本社:高知市)は、JV工事にて、高知県 の香南清掃組合(南国市、香南市、香美市が構成する一部事務組合)から都市環境プラントを受注した。受注内容は、可燃ごみおよび破砕された可燃性粗大ごみ を焼却する施設(ストーカ式焼却炉 60t/日×2炉)の設計・建設。
 このプロジェクトは、稼動後22年を経過した既存プラントの代替で、隣接部分の河川と道路に挟まれた狭小スペースに、新規プラントを建設するもの。

新設されるプラントは、新たにごみ焼却による廃熱を利用した発電設備を有しており、施設内の電源として使われる。また、地域の皆様に親しまれるため、廃熱を利用した温水によって「足湯」が設置される。
 当JVは、総合評価一般競争入札において、技術審査および価格審査ともに1位の評価点を獲得。技術提案では、効率的な機器配置を追求し、従来に対して施設の設置面積を約15%削減を図っている。
また、当社の独自技術である「高温空気吹き込みによる低空気比燃焼」を用いて熱のロスを抑えエネルギー(廃熱)回収率を高めることで所定の発電量を満たしつつ経済的なプラントにした。

1.発注者  :香南清掃組合(高知県)
2.受注者 :JFEエンジ・新進建設特定建設工事共同企業体
3.工事名 :香南清掃組合新ごみ処理施設建設工事
4.建設場所:高知県南国市廿枝1455地内
5.工事内容:可燃ごみ・破砕された可燃性粗大ごみの焼却施設
          (全連続燃焼式ストーカ炉 60t/日×2炉)
6.受注額 :68億5千万円(消費税相当額を含まず)
7.工期  :平成26年1月6日から平成29年3月31日まで

以上。

足湯を作るならば一歩踏み込み、組合運営の安価なスーパー銭湯まで造れば面白かったのだろうが・・・。組合もソコマデヤル気はなかろう。焼却廃熱の有効利用は、発電だけではなく、地域は限られるもののビニールハウスへの温水熱供給や地域共同暖房などにも有効利用することは可能である。

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[ 2014年1月28日 ]
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