アイコン 耳が聞こえない被爆2世の佐村河内守氏の作曲はゴーストライターだった

耳が聞こえない障害を乗り越えて「交響曲第1番HIROSHIMA」など作曲し、CDが異例の売り上げとなっている、被爆2世の佐村河内守氏(50)が、代表作の交響曲などを別の作曲家に作ってもらっていたことを、5日、弁護士を通じて発表した。
佐村河内守氏は、広島県で生まれの被爆2世、独学で作曲を学び、耳が聞こえない障害と闘いながら作曲活動を続けているとされていた。
平成20年に初めて演奏された「交響曲第1番HIROSHIMA」は、「希望のシンフォニー」として、特に東日本大震災のあと注目を集め、CDが18万枚以上の売り上げを記録するなど、クラシックとしては異例の売り上げとなっている。

しかし、5日、佐村河内氏は、弁護士を通じて、十数年前から別の作曲家に曲を作ってもらっていたことを明らかにした。
これについて佐村河内氏は、平成8年ごろ、初めての映画音楽の作曲の依頼があったが、耳の状態が悪くなり、半分以上を作ってもらったことがきっかけだった」と説明しています。その後も、曲の構成や楽器の編成、曲調のイメージを伝え、作曲をしてもらう形で作品を発表し、報酬を渡していたという。
平成8年以降に佐村河内氏の作品として発表された曲としては、「交響曲第1番HIROSHIMA」のほか、「ピアノのためのレクイエム イ短調」、「ピアノ・ソナタ第2番」、「ヴァイオリンのためのソナチネ」などがある。
「ヴァイオリンのためのソナチネ」は、ソチオリンピックに出場するフィギュアスケートの高橋大輔選手が、ショートプログラムで使用する予定になっている。
 残念、最初から共作にすればよかったのに。

[ 2014年2月 5日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索