アイコン グエラテクノロジー/グエラバッテリー・量子電池技術とは・・・

グエラテクノロジー(株)(神戸市中央区港島南町5-5-2  神戸国際ビジネスセンター内)は、独創的な材料技術を用いて、環境保護に役立つような製品群を世に送り出すことを目的として設立された。
例えば、電力消費が少なく目に優しい表示素子。直射日光を和らげ、冷房電力を少なくするガラス。
 すでに、開発した新技術(酸化物半導体の光励起構造変化)を応用して、光を制御する電子デバイスの開発(電子ペーパー、調光ガラスなど)を進めている。
必要性能を原理から考察していき、”そんなことができるんだ”というような技術と”あったらいいな”というような製品を実現していきたいと考えている。
このような思いから、社名のグエラは、グリーン(植物)のグ、エアー(空気)のエ、サンライト(太陽光)のラを組み合わせ名付けられている。

<同社の将来の産物>
同社が、現在開発中の技術は、二次電池、電子ペーパー、調光ガラスとなる。
用途:電気自動車、携帯電話・スマホ・タブレット、医療機器、無停電電源(UPS)、リニアモータートレイン、家庭用機器、調光ガラス、プライベートガラスなどなど

<酸化物半導体の新機能発現技術>
同社の基礎技術として、酸化物半導体の光励起構造変化による新機能発現にある。
透明電極上に塗布分解法で酸化物半導体を成膜し、これに紫外線照射(原子の再配列(光励起構造変化))することにより、酸化物半導体のバンドギャップ(結晶のバンド構造 において電子が存在できない領域)に電子捕獲用準位を形成する。
その後、透明電極を形成し、上下の電極間に電圧を印加することにより、酸化物半導体のバンドギャップの準位に電子を出し入れする。
バンドギャップ中に電子があると光を吸収して黒(グレー)になる。また、バンドギャップ中に電子がないと透明になる。
このようにして、電界で光透過率を制御(透明と黒の間)することができる。
励起構造とは、「電子状態」 最もエネルギーの低い 電子状態は基底状態と呼ばれ、それより高い電子状態は励起状態と呼ばれる。

<環境に優しい新技術「二次電池=グエラバッテリー/量子電池」>
酸化物半導体のバンドギャップ中に電子捕獲準位を形成、この準位に絶縁層を介して電子を充填(充電)するか空(放電)にするかにより、充放電を行います。
 0303_04.jpg
グエラバッテリーについては、(株)日本マイクロニクスと共同で技術開発に当たっている。

<調光ガラス・近赤外線カット>
調光ガラスとは、電圧を加えることにより、透明と着色(グレー)間を変化できるガラスのことです。グエラテクノロジー(株)が開発した調光ガラスの大きな特徴は、従来の調光ガラス(フィルム)が着色時に乳白色または青色であるのに対して、グレー(色味がニュートラル)であること。また、当社開発品は、着色時には近赤外線もカットするので、直射日光の熱をカットする効果があり、夏季の室内・車内等の温度上昇緩和に効果がある。
 建築用ガラスまたは自動車用ガラスに成膜して、自動で光(紫外~赤外)透過率制御を行うことが出来る。

0303_05.jpg

 日本の新技術予算は、無駄飯の宝庫「学会」などを通じてばら撒かれており、そのため学会の権力を集中させる結果となっている。グエラバッテリー、マグネシウム電池、マグネシウム合金などの新技術開発は、その外枠で行われている。

[ 2014年3月 3日 ]
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