震災記録映画「ガレキとラジオ」にヤラセ発覚 博報堂の梅村太郎監督
東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町のラジオ局に密着したドキュメンタリー 映画「ガレキとラジオ」に、「やらせ」があったことが分かった。娘と孫を津波で失った女性がラジオに励まされる場面が描かれるが、実際はラジオを聴いてい なかった。高齢者の女性は制作者の求めに応じて演技をしてしまったことに罪悪感を抱き苦しんでいるという。
映画は大手広告会社の博報堂が企画制作。同社社員の梅村太郎氏が監督し、俳優の役所広司氏がナレーションを担当した。震災直後に開局した臨時災害ラジオ局のスタッフと、放送で元気づけられる被災者らを描いた。
関係者によると、やらせを強いられたのは南三陸町の仮設住宅に暮らす70代の女性。
梅村監督らに対し、女性は当初、「そんな気持ちになれない」と出演を断った。だが、撮影班が何度か訪ねるうちに出演を承諾したという。
最初は、娘と孫について取材を受けていたが、数回目の撮影中、女性はラジオを聴くように求められた。普段、聴いていないことを伝え、女性は「大丈夫なの」と尋ねたが、撮影班は「聴いてるふりをしてください」と指示したという。
以上、朝日新聞参照。
博報堂は年から年中ヤラセの広告ばかり制作しており、その癖が出てしまったのだろう。博報堂もこうした記録映画を真剣に作る用意があるのならば、ケチケチせず、監督は外部の記録映画専門の監督に依頼することだ。博報堂は、当記録映画にスポンサーも付け、またどっかに売り込み一儲け企んだのではないだろうか。あさましい。
[ 2014年3月 5日 ]

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