アイコン 三井住友建設/3月決算予想 大幅利益増へ修正

殆どのゼネコンがそうであると思われる大幅利益増。
ゼネコンは、仕様だけ煩く今や安物の工事となってしまった官庁発注工事に対し、人・物のコストアップによる応札拒否を鮮明にし、採算重視に転じている。そうした効果により、まともな利益が取れるようになってきた。
しかし、一方で鉄鋼価格は中国では超生産過剰状態となっているものの、日本は輸入をほどほどにし、逆に値上げしている異常さもある(過去、大幅値上げしたときは国際価格が上がったからとしていた)。

同社は修正理由につき、手持工事の進捗が当初の見通しを上回ることから、売上高は増加となる見通し。利益面では、主に建築工事において労務費の上昇等により工事利益が想定を下回ったことから、営業利益は前回予想を下回る見通しだが、営業外損益において為替差益の計上に加え、訴訟等損失引当金の戻入が発生したこと等により、経常利益、当期純利益は前回予想を上回る見通しとなったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
14年3月期前回予想
350,000
7,100
4,700
2,100
14年3月期今回予想
382,000
7,900
7,900
4,200
今回予想/前回
109.1%
111.3%
168.1%
200.0%
13年3月期実績
342,727
5,784
4,612
2,042
14年予想/13年比
111.5%
136.6%
171.3%
205.7%
 

[ 2014年4月23日 ]
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