アイコン ファナック/3月期 なんと減収減益

同社の当期における減収減益は、前期好調であったIT産業からのロボットマシーン部門(3)が、前期比▲54.5%減と大幅に減少し、814 億67 百万円となったことが、全体を押し下げてしまった主要因。特にロボットドリルの小型マシニングセンタが大不振だった。

1、FA部門の連結売上高は、2,226 億43 百万円(前期比11.3%増)
2、製造用のロボット部門の連結売上高は、1,468 億66 百万円(前期比23.3%増)と堅調だった。
 今期については、一部のIT産業の短期的な需要増等を背景に期前半は好調に推移することが予想されるものの、期後半にはそれら特殊需要の一巡が想定されるほか新興国経済の鈍化が懸念される等、期全体としては不透明な状況が続くものと思われるとしている。
 海外売上高比率は78%。円安より世界の工場である中国の貿易輸出の下方推移が影響している。

連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期
446,201
189,757
195,434
120,155
12年3月期
538,492
221,834
228,578
138,819
13年3月期
498,395
184,821
191,242
120,484
14年3月期
450,976
164,134
174,360
110,930
14年/13年比
90.5%
88.8%
91.2%
92.1%
15年3月期予想
531,800
204,200
216,200
146,500
15期予想/14期比
117.9%
124.4%
124.0%
132.1%
 
[ 2014年4月28日 ]
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