アイコン サムスン電子とLG電子の第一四半期決算 2014年

<サムスン電子>半導体好調、スマホ減
韓国の最 大企業である半導体・電子機器のサムスン電子が29日発表した今年1~3月期の連結決算は、本業の儲けを示す営業利益が、前年同期比約▲3.3%減の約8 兆4900億ウォン(約8400億円)、売上高は約1.5%増の約53兆6800億ウォンだった。(為替レートは1ウォン:0.1円)
前年比で営業利益が減少したのは2四半期連続。

部門別では
スマートフォンを中心とするIT・移動通信の営業利益が前年比で▲約800億ウォン減。
半導体は前年比で2倍近い増益。
ディスプレーは需要減などで損失。
今回の発表は4月8日に発表した暫定集計の確定値

<LG電子>売上減のなか利益率大幅改善
LG電子が29日に発表した1~3月期の営業利益は5,040億ウォン(約500億円)。前期比で111.7%増、前年同期比で44.2%増となった。
売上高は14兆2747億ウォンで、前期比▲4.3%減少したが、前年同期比では1.2%増加した。

部門別には、
1、テレビ事業を手がけるホームエンターテインメント(HE)事業本部の売上高が4兆9473億ウォン、営業利益が2403億ウォンとなった。前期比▲15%減となったが、営業利益は41%増加した。4Kテレビや有機ELテレビなど高級商品の販売好調や原価改善で収益性が向上した。

2、スマートフォンのモバイルコミュニケーション(MC)事業本部は3兆4070億ウォンの売上高、▲88億ウォンの営業赤字を計上。3期連続で赤字。

3、生活家電のホームアプライアンス(HA)事業本部の売上高は2兆7179億ウォン、営業利益は1092億ウォン。売上高は前期比で▲4.0%減、営業利益は高級製品の販売好調で31%増。

4、エアコン・エネルギーソリューション(AE)事業本部の売上高は1兆2201億ウォン、営業利益は898億ウォン。北米や欧州、中南米市場で売上高が伸びたのに加え、韓国市場でも売れ行きが好調で、売上高は前期比で70%増加。
 
同社は4~6月期もテレビやスマートフォンなど主力製品の収益性を改善し、好調を維持できると見込んでいる。

[ 2014年4月30日 ]
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