アイコン モニターのEIZO/3月決算 大幅増収増益 海外堅調 国内も駆込需要

<コンピュータ用モニター>
売上高は41,620百万円(前期比35.6%増)。
前 連結会計年度は、欧州の主要な代理店であったAvnet社からEIZO Europe GmbHへの販売業務移管期間であり、同社が営業を開始する2012年7月まで本格的な販売ができなかった。また、Avnet社との販売代理店契約の解消 に伴う同社保有在庫の買戻しを売上の返品処理としたことにより売上高が減少した。

一方、当連結会計年度における売上は、海外及び国内共に堅調に推移した。海外景気の持ち直しや円安を背景に、欧州販売子会社の販売体制を強化したことや医療市場向けモニターの販売が良好であったことで、海外での売上が好調に推移した。
国内においても医療市場向けをはじめとする特定用途向けモニターの売上が増加したことに加え、消費税率引き上げ前の駆け込み需要等により汎用モニター等の売上が好調に推移したことで売上高が増加した。

<アミューズメント用モニター>
売上高は21,966百万円(前期比21.5%増)。
アミューズメント用モニターは新機種の投入時期により各期の売上高が左右される特性がある。
前連結会計年度に比べ新機種の販売が増加したことから、売上高が増加した。

<その他>
売上高は、10,054百万円(前期比5.8%増)。
これは主に、医療市場向けや航空管制市場向けの周辺機器の販売が順調に推移したことによる。

<<営業利益>>
営業利益は6,833百万円(前期比232.3%増)。
2012年7月より本格的に稼動した欧州販売子会社に係る費用や、広告宣伝活動及び研究開発活動を積極的に実施したことによる費用の増加があったが、コンピュータ用モニターやアミューズメント用モニターの増収により売上総利益が増加したことによる。
また、前連結会計年度末に対し円安が進行したことで為替差益948百万円を計上し、経常利益は7,998百万円(同157.9%増)、当期純利益は5,437百万円(同240.2%増)となった。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期
65,204
5,150
5,258
3,547
12年3月期
59,559
4,404
4,479
1,636
13年3月期
58,270
2,056
3,101
1,598
14年3月期
73,641
6,833
7,998
5,437
14年/13年比
126.4%
332.3%
257.9%
340.2%
15年3月期予想
81,000
7,800
8,100
5,500
15期予想/14期比
110.0%
114.2%
101.3%
101.2%
 
[ 2014年5月 2日 ]
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