アイコン スピーカのフォスター電機/3月決算 増収減益 余剰資産処理の特損計上

スピーカシステムの同社は3月決算について、次のとおり説明している。

[音響部品・製品事業]
オーディオ用ヘッドホン等の出荷は、アフターマーケット向けを中心に好調に推移したが、オーディオ用スピーカ・スピーカシステムは市場が低迷している影響を受けた。また、薄型テレビ用スピーカ・スピーカシステムは、数量、価格ともに厳しい状況が続いた。結果、当事業の売上高は248億01百万円(前期比▲6.5%減)となった。

[車載用スピーカシステム事業]
自動車生産及び販売台数は、北米市場がグローバル需要を牽引し、国内も消費税率引き上げ前の駆け込み需要も含め好調に推移したことから、車載用スピーカ・スピーカシステムの生産、出荷は増加した。結果、当事業の売上高は507億98百万円(前期比37.7%増)となった。

[スマホ等情報、通信機器用部品・製品事業]
携帯電話市場でスマートフォンに移行する動きが加速したことを背景に、携帯電話用ヘッドセットの売上高は増加した。結果、当事業の売上高は894億22百万円(前期比14.6%増)となった。
その他は省略。

当期利益については、生産能力の見直しによる余剰資産(固定資産)の処分に伴い特別損失22億44百万円を計上した結果、前期比▲30.4%減の23億21百万円となった。
以上。

円安ながら、営業利益率が11年3月気に比し大幅に落ちていることが気になる。

連結/百万円
売上高     
営業利益
←同率
経常利益
当期利益
11年3月期
101,379
7,545
7.44%
7,495
4,592
12年3月期
119,601
1,816
1.52%
2,059
1,123
13年3月期
143,542
5,515
3.84%
5,316
3,333
14年3月期
167,640
6,021
3.59%
6,327
2,321
14年/13年比
116.8%
109.2%
 
119.0%
69.6%
15年3月期予想
160,000
5,000
3.13%
5,000
2,500
15期予想/14期比
95.4%
83.0%
 
79.0%
107.7%
 
[ 2014年5月 7日 ]
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