アイコン オリンパス/3月決算 利益増だが訴訟損失金356億円計上

同社の主要株主6社はまとまって、粉飾決算で損害を出したのは同社の責任であるとし て、279億1,4百万円+αの損害賠償訴訟を起こしているが、そのまま持っていれば、当時より株高になっている。生き血でも啜る投資の世界、何でもあり だ。再建に当たり面白なかったスーパーバンクの請求訴訟に入っている。

一応、同社はそうした訴訟に対して、訴訟損失引当金を計上、また、まだ事業整理損も計上して、特別損失金合計356億42百万円を計上している。その結果、経常利益は509億13百万円ながら純利益は136億27百万円にとどまっている。
今期は、そうしたマイナスイベントがなくなるため、450億円の純利益を予想している。

当期は、問題の処理もあらかた終え、667億96百万円の研究開発費を投じるとともに、378億10百万円の設備投資を実施している。いずれ利益になって戻ってくる。

連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期
847,105
38,379
23,215
3,866
12年3月期
848,548
35,518
17,865
-48,985
13年3月期
743,851
35,077
13,046
8,020
14年3月期
713,286
73,445
50,913
13,627
14年/13年比
95.9%
209.4%
390.3%
169.9%
15年3月期予想
760,000
88,000
70,000
45,000
15期予想/14期比
106.5%
119.8%
137.5%
330.2%
 
[ 2014年5月12日 ]
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