アイコン リクルート/3月決算 売上高1兆1915億円

同社の3月連結決算の売上高は、前期比13.5%増の1兆1,915億円、EBITDAは6.2%増の1,806億円。売上高のうち海外子会社の分は2,800億円。
景気回復から、人材雇用や広告宣伝などで、同社の発行誌掲載利用率が上昇しているものと見られる。

1、人材メディア事業
人材メディア事業の売上高は28.2%増の2699億円、EBITDAは22.4%増の736億円
(リクナビ、リクナビNEXT、リクルートエージェント、TOWN WORK、はたらいく、Indeed,Inc、Bo' Le` Associates Group Limited 等)
・国内人材募集領域は、国内企業の好調な求人意欲を受け17.8%増収
・その他領域は、海外のIndeedの通期連結業績寄与とBole子会社化等により146.9%増収

2、人材派遣事業
人材派遣事業は10.8%増の6124億円、EBITDA7.6%増の347億円
(リクルートスタッフィング、スタッフサービス・ホールディングス、Staffmark Holdings,Inc、Avantage Resourcing America Inc, 等)
・国内派遣領域は、派遣市場が堅調で4.4%増収
・海外派遣領域は、効率的な事業運営と円安による為替影響で21.1%増収
 
3、販促メディア事業
販促メディア事業は、9.3%増の3223億円、EBITDA9.1%増の951億円
(SUUMO、ゼクシィ、カーセンサー、じゃらん、HOT PEPPER、ポンパレ 等)
国内市場が堅調で、ライフイベント領域は7.6%増収、日常消費領域は11.6%増収
 
連結/億円
2013/3
2014/3
前期比
営業収益(売上高)
10,492
11,915
13.6%
営業利益
1,249
1,174
-6.0%
営業利益率
11.9%
9.9%
 
経常利益
1,281
1,220
-4.8%
当期純利益
718
654
-8.9%
 ・営業利益率の悪化は暖簾代など一時的なものによる

「EBITDA」は、税引前利益に、支払利息、減価償却費、暖簾代償却費、特別損益などを加えた利益。
(ハローワークは失業者を働かせようとしてろくでもない人を会社に紹介したりするが、リクルートは双方を審査し妥当性を点検の上、企業に紹介している。料金は高いが紹介される人材はハローワークより格段に上)、ハローワークの存在価値は、失業率を計るデータだけで、すでになくなっている。外部委託が求められよう。

[ 2014年5月15日 ]
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