軽ワゴン自動車暴走11人重軽傷/田川市伊田の「川渡り神幸祭」の規制道路
18日午後9時すぎ、福岡県田川市伊田で開かれていたお祭りの「川渡り神幸祭」の風治八幡宮近くの路上で、軽ワゴン車が、運転手が乗っていない状態で突然走り出し、近くにいた歩行者などを次々とはね、11人が重軽傷を負った。
この事故で、軽自動車の所有者の男性や市内の女子中学生(14)、北九州市の男性(59)の3人が重傷、4~79歳の男女8人が軽傷を負い病院に搬送された。田川署は自動車運転過失傷害容疑で調べている。
軽自動車の所有者の露天商(77歳)は「祭りに出していた露店を片づけて帰るため、助手席に妻がいて、自分は外から運転席に座らないままエンジンをかけようと鍵を回したら突然、車が動き出した」と話しているという。露天商はドアにしがみついたまま道路脇の電柱にはさまり転倒して重傷を負い、乗ったままの妻も軽傷を負った。車はマニュアル車でギアが入った状態だったという。
事故現場は、当日の朝から夜10時まで歩行者天国用に規制がかけられ、祭りの通行人もまだいた。
以上、報道。
風治八幡宮の「(英彦山川)川渡り神幸祭」、永禄年間(1558年~1570年)、(田川市)伊田村に疫病が流行した際、村の氏神である同神社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことに始まるといわれ、以来今日まで450年以上も続く歴史と伝統を誇る祭礼。 祭りは、毎年5月の第3土曜日とその翌日の日曜日に行われている。
[ 2014年5月19日 ]
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