アイコン 武田薬品/インドのウィプロに対し445億円発注 ITシステム管理7年間分

インドの情報技術(IT)サービス大手ウィプロは19日、武田薬品工業からソフトウエアなどのシステム管理に関し、7年間で4億4000万ドル(約445億円)の受注を獲得したと発表した。
 ウィプロは、売上高でインド3位の大手ソフトウエア輸出企業。
契約に基づき、ユーザー数が3万人に上る武田のアジア、欧州、北米の情報技術(IT)プラットフォーム統合を担う。
 既存の外注先に代わり契約を勝ち取った形で、ウィプロは武田にとって唯一のIT提携企業となる。

ウィプロの医療・生命科学部門責任者は、今回は武田の欧州部門を通じ契約を締結した。この取引で、ITサービス外注化に再び前向きになりつつある大市場の欧州への足掛かりを得られるとの見方を示した。
 欧米ではリーマン・ショック以来、企業のIT支出が落ち込み、外注サービスへの需要が低迷している。
 インドのIT企業は、ほとんどアメリカで修行し、本国に帰り起業、顧客も米欧の客が多い。グーグルなどもインドIT企業にソフト開発やシステム検証作業を依頼している。

[ 2014年5月20日 ]
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