アイコン サムスン「ギャラクシーS4」発火20件、膨張数千件/イスラエル紙

イスラエルの通信持株会社スカイレックスは23日、輸入販売している韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS4」の電池で問題が発生していると発表した。同社がテルアビブ証券取引所に提出した書類で明らかになった。
スカイレックスは現地紙の報道や当局からの要請を受けて情報を公開したといい、「2013年第3・四半期から不具合の報告を受け始めた。現在サムスンとは緊密に連絡を取り合っている」と説明した。
具体的な不具合の内容については明らかにしていない。
同社によると、問題が起きているのは2014年1月より前に製造されたギャラクシーS4。
イスラエルの主要紙イェディオト・アハロノトによると、国内で電池が膨張する不具合が数千件発生し、発火が少なくとも20件起きたという。

サムスン電子は、ロイターに送った声明で「膨張した電池が発火事故の原因と判明したことはこれまでない。ただ、顧客の便宜のため、膨張したバッテリーの無償交換を2013年10月から実施している」と説明した。

 以上、ロイター

ギャラクシー3や4の発火記事は多くあるが、イスラエル紙の報道は衝撃的な問題発生件数である。
リチウム電池で発火することはいろいろなメーカーでこれまで多々あり、サムスンのギャラクシー3や4で生じている発火は搭載されたリチウム電池の問題ではないと結論付けることができるのだろうか。
膨張したバッテリーも「顧客の便宜のため」「交換」と、製造者責任から逃れるような言い回しだ。

昨年、中国のスッチーがアップルのiPhoneで電話中に発火したニュースが流れたが、これはアップルの正規品外のリチウム電池を使用していたことが後で判明している。正規品でなければ発火する可能性が高まるのだろうが、正規品だったら、絶対、発火しないと言明できるのだろうか。

[ 2014年6月25日 ]
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