アイコン 習近平中国国家主席/ソウル大で講演 数千年にわたり交流と 共同声明要旨付

ともに独裁国で隣人の北朝鮮をさておいて、7月3日・4日訪韓中の習近平・中国国家主席は4日、ソウル大で行った特別講演を行った。中国の国家主席が韓国の大学で講演したのは初めて。
朝鮮半島に核兵器が存在することに反対し、対話と交渉を通じて核をはじめとする朝鮮半島の問題を解決する意向を示した。
 (韓国用に)北朝鮮の核開発に反対する中国の立場をあらためて表明した。 習主席はまた、「韓国と北朝鮮が力を合わせ、関係改善を推進すれば、朝鮮半島の自主的平和統一は必ず実現する」と講演。
 韓中関係については、両国ともに日本の侵略に苦しんだ歴史があると指摘。日清戦争が最も激しかった時に、お互いを助け合ったと振り返った。

さらに、統一新羅末期の学者、崔致遠や中国で独立運動をした金九ら両国関係を象徴する人物の名前を一人一人読み上げ、「中国と韓国は地理的に非常に違い隣人。数千年にわたり、交流を深めてきた」と説明した。
 両国関係の重要性を強調したのは、韓中両国間の共同対応の必要性を訴え、過去の歴史を否定する日本をけん制する狙いがあるとみられると韓国紙は報道している。

 3日非公開の会談では、習さんが朴さんに「来年は抗日戦争勝利と光復(解放)節70周年なので中韓抗日記念式を開催しよう」と提案したという内容が、中国側マスコミから意図的に流されている。どう朴さんがどう回答したのかまでは非公開ゆえ掲載されていない。
 
 トップ会談で、朴さんが情けないのが、習さんとこにキムチの輸出を拡大させてくれとおねだりしたこと。キムチ本家の朴さんとこのキムチは大腸菌だらけで、習さんところが大腸菌の厳しい検査をしていて少量しか習さんとこは輸入していない。一方、習さんとこからはキムチが朴さんのとこへ大量に輸出されている。習さんは、(大腸菌の数量を緩和して?)、暫くすれば、朴さんとこのキムチを習さんとこでも食べられるようになると表明した。・・・キムチ外交大成功と鼻が高い朴さんである。

3日の習さんと朴さんの共同声明の要旨は次の通り。
一、双方は相互信頼に基づく成熟した戦略的協力パートナー関係を構築する
一、双方は朝鮮半島での核兵器開発に強く反対するとの立場を再確認した
一、中国側は南北関係の改善に向けた韓国側の努力を積極的に評価し、朝鮮半島の平和的な統一の実現を支持した
一、創造や革新を通じた両国国民の生活の質向上、地域・世界経済成長のけん引役を果たすことにした。両国の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉の進展を評価し、年末までに交渉を妥結するための努力を強化することで一致した
一、人的・文化的な交流を行い、心と心が通じ合う信頼関係を構築する
一、両国政府・国民間の相互理解と信頼に基づき、北東アジア地域の平和・安定、世界発展・共同繁栄に寄与していく。
以上。

日本たたきの歴史問題や慰安婦問題などは付属文書に格下げとなっている。
 

[ 2014年7月 4日 ]
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