長崎の教会群 2016年世界文化遺産の登録候補に決定
文化審議会の特別委員会は10日、2016年の世界文化遺産の登録候補として「長崎の教会 群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することを了承した。政府は閣議了解を経て、15年2月1日までに正 式の推薦書をユネスコに提出する。登録可否は16年夏ごろの世界遺産委員会で決まる。
世界文化遺産の推薦枠は各国年1件。地元自治体が早期推薦を求めていた「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(北海道、青森県など)や「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)など4件は今回の推薦を見送った。
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の審査は、キリスト教の白人たちが主となり行っており、日本が申請したら100%決定する。当遺産は教会群(明治以降に建築)にあるのではなく、隠れキリシタンが江戸幕府の大弾圧の下、えいえいとキリスト教を信仰し続けてきたという歴史にある。その表現がないことは淋しいかぎりだ。
長崎県が案内している中途半端な長崎の教会群とキリスト教関連遺産群
おらしぉ-心の旅
http://oratio.jp/
長崎県の政治的な意向で今回の申請に登録されなかった教会であるが、いろいろな意味でも大変貴重な長崎市内にある文化遺産なのだが・・・。
[ 2014年7月11日 ]
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