アイコン 期限切れや床落ち食肉提供 マックとKFCの仕入食肉会社OSI系中国でデタラメ三昧 

米マクドナルドとケンタッキーフライドチキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズ<YUM.N・・ヤンは美味しいとの意味>は21日、食肉の仕入先が保存期限切れの食肉などを供給していたとされる問題をめぐり、消費者に謝罪した。
問 題となっているのは、米シカゴの食品卸超大手のOSIグループの中国上海にある食肉加工場「上海福喜食品」で、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン (KFC)などに、品質期限の切れた鶏肉などの加工食品を納入したり、工場で床に落ちたハンバーガー用のパテを素手で生産ラインに戻したりしていたと上海 のテレビ局「東方衛視」が、同社品質管理部門の元担当者の話をもとに20日報道した。

中国では食の安全問題への不信感が根強く、上海の衛生当局が調査に乗り出した。
報道によると、上海市郊外にある同社工場では、品質期限を半月近く過ぎた鶏肉を混ぜてナゲットなどを生産。不合格品も5%の割合で生産ラインに戻して再びミンチにしていた。品質期限を7ヶ月過ぎて変色した牛肉を使ったケースもあった。出荷の際には生産日時も改ざんしていた。問題の加工肉が具体的にどの店舗に納入されていたのか不明だが、中国マクドナルドは全国のチェーン店に対し、 「上海福喜食品」製の加工肉の使用停止を指示。上海市食品薬品監督管理局はこの報道を受け、20日に同工場を閉鎖させた。

マクドナルドとヤム(KFC)は、中国展開において、これまで食肉加工を請け負っていた米OSIグループの上海福喜食品との取引を中止するとしている。マクドナルドは中国のウェブサイトで、商品が不足する可能性があると明らかにしている。
当2社は、中国のファストフード市場で売上高ランキングの最上位を占めている。
米資OSIの中国での品質管理は郷に入れば郷に従えでこういうものだろう。ただ、利益至上主義でこうした横着に構えていた結果、強制閉鎖に追い込まれては何もならない。それどころか、期限切れなど使用で、上海子会社や関係者は刑事罰さえ考えられる。OSIは日本ではスターゼンと提携して生産している。こっちは大丈夫だろう。
 

[ 2014年7月22日 ]
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