アイコン ベトナム産冷凍シシャモから殺鼠剤検出・汚物も付着/伊村産業(株)10都府県で自主回収

山口県長門市の輸入会社伊村産業(株)(山口県長門市油谷河原2016-13、代表:伊村隆)が、ベトナムから輸入した冷凍シシャモに、ネズミの駆除に使われる殺そ剤が付着していたことが分かった。
この商品は約10都府県に流通していて、同じ時期に輸入された商品を23日から自主回収している。
山口県によると22日、伊村産業(株)から、5月にベトナムから輸入した冷凍食品の「子持ちからふとししゃも」の中に黄色い粉末でネズミの駆除に使われる殺そ剤が見つかったと連絡があったという。

透明の袋に入ったシシャモに付着していて、別の段ボールには、袋の外に汚物とみられるものが入っていたという。
山口県には、今のところ健康被害の報告は入っていないが、殺そ剤には血液を固まりにくくする「塩化ダイファシノン」が含まれ、口に含んだ場合、量によっては頭痛や吐き気を起こし、最悪の場合、生命に危険を及ぼすこともあるという。
厚労省は、冷凍シシャモを製造したベトナムの食品加工会社の食品について、安全性が確認できるまで輸入の手続きを行わないよう全国の検疫所に指示した。

これまでのところ健康被害の報告はないという。

厚生労働省は、ベトナム政府に対し、情報を提供するよう求め、食品加工した工場の品質管理の体制や国内への輸入状況などについて調べている。

ベトナムもだんだん共産圏特有の賄賂要求や製品のいい加減さが浮き彫りになりつつある。

[ 2014年7月24日 ]
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