アイコン 使用期限切れ食肉使用の上海福喜食品の責任者5名逮捕/上海公安局

床落ち食肉をそのまま使用や使用期限を大幅に超過した食肉を加工販売していた中国の「上海福喜食品」、中国ではマクドナルド・ケンタッキーフライドチキン・スターバックス等で使用されていた。 
日 本でもマクドナルドがチキンナゲット(国内販売のチキンナゲット材料の約2割、4300トン余)に使用し、ファミリーマートも「ガーリックナゲット」を今 月はじめから1万店舗で、「ポップコーンチキン」が試験販売中の10店舗で使用していたことから販売中止の措置をとった。

中国上海市公安局は23日、上海福喜食品の責任者や品質担当幹部ら計5人を刑事拘束したと発表した。違法な生産活動が組織的に行われていたとみて本格的な捜査に着手した。国家食品薬品監督管理総局も厳しく対処する方針を示した。

以上。

今回の問題では、納品先が超大手であっても全く関係なく、相変わらず、中国の食品生産現場がいい加減な生産活動を続けていることを物語っている。
しかも、上海福喜食品は、米国の大手食品会社OSIグループの資本が入った傘下企業であり、OSIグループの企業責任が問われる。
当然、OSI社に対しても損害賠償請求訴訟が発生するはずだ。

日本の食品大手企業の場合、材料となる食材の納入先に対しては、工場などへ出向き、安全審査を行ったりするところも多く、生産現場の改善指導する場合も多々である。
中国の場合、外資系だろうと何だろうと中国人が生産しており、現場管理がよくよくなされていなければ、こうした問題はいかなる製品でも発生するおそれがあることを今回証明している。

TVで放映されたのは、隠し撮りだったのだろうか? 国を挙げてのヤラセだったのだろうか。元安全管理の責任者がTV局に告発した後に撮影されたものと思われるが、元安全管理の責任者が隠しカメラで撮影したのかもしれない。

[ 2014年7月24日 ]
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