アイコン WHO エボラ出血熱 緊急事態宣言

西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は8日、専門家による緊急の委員会を開催、エボラウイルスの感染が他の国にも広がるおそれがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
エボラ出血熱は今年3月以降、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3ヶ国を中心に患者が増え続けていて、これまでに932人が死亡している。
治 療薬がまだ開発されておらず、致死率は50%から90%と非常に危険なウイルスによる感染病。1976年6月に南スーダンで発見され、40年になろうとし ているが、この間、治療薬は開発されていない。宿主は現地のコウモリやサルとされており、共に現地の人たちが食することから、ギニアではコウモリを食べな いように喚起されている。また、亡くなった遺体を皆で川で洗う風習もあり、こうした風土風習により感染拡大を招いているとされる。しかも、医師さえ信用し ない現地人も多く、適切な対応がなかなか取れていないのが、現地の状況のようである。治療に当たっている多くの医師たちも感染している。
西アフリカには、多くの欧米・アジア人が進出しており、その殆どの国がエボラ出血熱の感染拡大で帰国させていることから、帰国後の発症も危惧されている。

感染は空気感染はなく、人から人への感染である。高熱・頭痛・出血。

[ 2014年8月 8日 ]
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