アイコン コンビニ業界の8月 明暗分ける セブンとファミマ好調  新浪なきローソン低迷

日本フランチャイズチェーン協会が発表した8月度のコンビニエン スストア統計調査月報によると、全店売上高は8766億100万円(前年同月比2.0%増)、店舗数は5万1,367店(5.3%増)、来店客数14億 2,757万人(0.9%増)、平均客単価614.1円(1.1%増)だった。
8月は各社とも天候不順の影響を大きく受けた。しかし、セブンとファミマは確実に売上高を伸ばした。特にファミマは上海福喜食品問題もクリアーし、店舗展開も盛ん。

一方、これまで新浪剛史氏がすき放題にやってきたローソンは、彼の退任後、三菱が修正を図っているのか、反動からかぱぁっとしない。
また、ミニストップは、店舗数も減少させており、親のイオンに対し骨のある経営者がトップに着かない限り、大幅成長は困難だろう。

<セブンイレブン>4.7%増
セブンイレブンの8月の全店売上高は、前年同月比4.7%増(7月は6.0%増)となった。
8月は、台風上陸や前線停滞による長期にわたる天候不順によるマイナス影響があった。販売促進策として、nanacoポイント2倍やソフトドリンクnanacoポイント5倍などのキャンペーンを実施した。(6月末店舗数1万6,664店舗)。

<ファミマ>9.2%増
ファミリーマートの8月の全店売上高は、153店の純増で前年同月比6.5%増(7月は9.2%増、88店舗純増)となった。月末店舗数は1万216店舗。

<ローソン>0.4%増
ローソンの8月の全店売上高は、純増65店舗で、前年同月比0.4%増(7月は0.7%減、49店舗純増)となった。月末舗数は1万1,987店。

<ミニストップ>▲6.7%減
イオン系のミニストップの8月の全店売上高は、▲8店舗純減で▲6.7%減(7月は▲3.7%減、▲1店舗純減)となった。8月末店舗数は2,158店。

店舗数はいずれも国内
 

[ 2014年9月24日 ]
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