アイコン 稲沢市議会 中国麻薬運搬罪容疑の桜木琢磨市議に辞職勧告 結審

愛知県稲沢市の桜木琢磨市議は昨年10月、スーツケースの中の靴の底に 3.3キロの覚醒剤を隠していたとして、中国当局に麻薬運搬罪容疑で逮捕され裁判にかけられていたが、8月28日中国広東省の広州市中級人民法院(地裁に 相当)で結審した。検察側は「懲役15年以上か無期懲役、または死刑を求める」と述べた。
 中国の刑法では、覚醒剤と知りながら運搬した場合、50グラム以上で「懲役15年か無期懲役、または死刑」と定められている。知らなかった場合は、この条文は適用されない。

公判で検察側は、ポリグラフ(うそ発見器)の検査結果を証拠として提出。預かったスーツケースの中身が麻薬だと知らなかったとの桜木市議の供述については、「本当」とも「うそ」とも言えないと判定された。

公判の中で桜木市議は、検査について「通訳が不十分で、緊張もしていた」と不満を訴えた。スーツケースを桜木市議に手渡したマリ人のアリ被告(35)による「中に麻薬があるとは知らなかった」との供述は「うそ」と、ポリグラフで判定された。
桜木市議は、自分を広州に誘った自称ナイジェリア人の「ハッサン」とのメールのやりとりを示し、2009年からこの人物にだまされていたと主張した。しかし、検察側は、5期も議員を務め、5年間もだまされるとは・・・と厳罰を求めた。

<市議会>
稲沢市議会は9月8日、桜木琢磨被告(70)への辞職勧告決議案を全会一致で可決した。決議に法的拘束力はない。桜木市議は9月1日、家族を通じて「無実を証明するために闘っており、辞職は考えていない」と議会側に伝えていた。
 決議では、桜木市議は無罪を主張しているが、昨年12月から議会を欠席し、今後も半年から1年間は欠席が予想されるとして、「議員として本来の活動ができないことは明白」とした。また、議員は「厳しい政治倫理意識に徹しなければならない」とうたった。
 決議案は在籍30人のうち、桜木市議と正副議長を除く27人が賛成者となった。
以上。

桜木琢磨氏は市議でありながら、地元民は桜木琢磨市議が何の仕事をしているか知らない人がほとんどとされ、正体不明のようである。しかし、議員である以上、胡散臭い・よからぬ人たちとのお付き合いはご法度のはず、付き合いを続けていた結果、最悪の事態に巻き込まれてしまっている。

[ 2014年9月 8日 ]
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