アイコン がん細胞撲滅抗体発見/岡山大学病院三宅康広助教ら RPL29

岡山大学病院消化器内科の三宅康広助教らのチームが25日、肝がんや肺がんなどさまざまながん細胞の増殖を抑え、退治する新たな抗体を人の血液中から発見したと発表した。
副作用の少ない抗がん剤などの開発につなげたいという。抗体は、特定の物質を認識して攻撃する働きがあり、チームによると、健康な人の体内でも毎日数千個のがん細胞ができるが、種々の抗体や免疫細胞が排除している。
三宅助教らは細胞膜表面にあるタンパク質の一つで、がん細胞で多く見られる「RPL29」に注目。人のRPL29をマウスに注射して作り出した抗体の溶液を、人の肝がん細胞に振り掛けて増殖状況を調べた。

三宅康広助教の2011年12月の記事では、

岡山大病院消化器内科の山本和秀教授(消化器・肝臓内科学)と三宅康広助教らのグループは13日、ウイルスなどの異物を排除するリンパ球の活性化を持続させ、慢性炎症の原因になっていると考えられる「自己抗体」を発見したと発表した。リンパ球表面に現れて炎症を沈静化させるタンパク質「PD―1」の働きを阻害する抗体で、慢性B型肝炎など慢性炎症性疾患患者の血中に多く存在。新たな治療薬の開発につながる成果という記事が掲載されていた。
 

[ 2014年9月26日 ]
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