アイコン C型肝炎治療薬「ソブリアード(シメプレビル)」で3名死亡/厚労省注意喚起

厚生労働省は24日、昨年12月に発売されたC型肝炎の治療薬「ソブリアード」(一般名・シメプレビル)を使った患者3人が死亡したと発表した。使用後に肝臓や腎臓の機能が悪化していた。

厚労省は、因果関係は否定できないとして、製造販売会社のヤンセンファーマ(米ジョンソン・エンド・ジョンソンの全額出資会社)に対し、使用上の注意を改訂し、医療関係者に注意喚起するよう指示した。

厚労省によると、ソブリアードは、インターフェロンの治療では効果がなかったC型慢性肝炎の患者らが対象で、今年9月までに推定1万8900人に使われた。
これまでに、悪化の指標となる血液中のビリルビンが8人の患者で大きく上昇し、うち3人が死亡したことが報告された。
厚労省は、ビリルビンの値を定期的に測定し、注意深く観察するよう医療関係者に求めている。

[ 2014年10月25日 ]
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