アイコン PMI速報値は50.0 先月から0.4ポイント下落 6ヶ月ぶりの低水準

HSBC/マークイットが20日に発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、50.0となり、前月の50.4(改定値)から低下し、6ヶ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
市場予想の50.3も下回った。同指数は50が景況拡大と縮小の分かれ目となる。
構成項目の生産指数は49.5。6ヶ月ぶりに50を割り込んだ。

新規受注は全体では上向いたが、クリスマス向けの輸出も一巡し新規輸出受注は大幅に鈍化した。
HSBCの中国担当チーフエコノミスト、ディスインフレ圧力が引き続き強く、労働市場は一段と弱含んでいる。今後、不動産や輸出面で不透明感が強まるだろう。金融・財政のさらなる緩和措置を講じるべきだと考えるとしている。
欧州経済の低迷、米クリスマス商戦向けの輸出一巡、国内の不動産バブル調整により、中国経済は、鈍化傾向を一層強めている。
当然、日本の機械など輸出企業や日系企業にも大きな影響をもたらしている。
以上、ロイター参考

中国の不動産(住宅)価格の推移については
http://n-seikei.jp/2014/11/post-25232.html

 

[ 2014年11月20日 ]
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