アイコン ご注意を 蔵王山で火山性微動3回  10月は御釜の白濁と微動

蔵王山の火口湖「御釜(おかま)」が10月9日・22日と白濁したりして、注意喚起がなされている。
 仙台管区気象台は11月20日、宮城、山形県境の蔵王山(蔵王連峰)で、19日夜にことし最大規模の火山性微動が発生したと発表した。
気象台は10月9日以来2度目の解説情報を出し、「火山活動が活発化している可能性がある」として登山客らに注意を呼び掛けた。
  気象台によると、火山性微動は19日午後9時49分ごろから約7分30秒にわたり発生。10月の火山性微動に比べ、約2倍の最大振幅を記録。その後、午後11時にかけて2回観測した。1日に3回発生するのは2010年9月の観測以来最多という。

山頂西側にある坊平観測点の傾斜計(地中深く掘り観測)は、熊野岳山頂南側でわずかな山の傾きを記録している。
気象台の担当者は「直ちに噴火する恐れはないが、過去の活動期には噴気孔の生成や火山ガスの噴出が見られており、登山などで火口に近づく際には注意してほしい」と話しているという。
蔵王山の解説情報は、規模が大きい火山性微動の発生や山頂付近の火口湖「お釜」の湖面に変化が見られたときに出す。
 蔵王山ではことし8月以降、火山性微動の発生が増えており、13回観測している。

気象庁は、蔵王山では、11 月18 日から19 日にかけて火山性微動が4回発生し、規模の大きなものも含まれるなど、引き続き火山活動に高まりがみられます。
過去の活動期には、突発的な噴気孔の生成や、火山ガスの噴出等の現象があったことから、登山等で火口に近づく際には十分注意してくださいとしている。
東日本大震災の巨大地震の影響により、あちこちの火山が活性化されており、火山登山は注意を要する。類例を見ない長期にわたり(1年以上)続く小笠原の西ノ島の噴火もその影響と思われる。東日本大震災の地震は巨大すぎ、プレートが異なるフィリピンプレート上の鹿児島県の離島の2つの噴火にも影響しているものと見られる。

地震データ
蔵王山の火山性微動11 月19 日21 時34 分~22 時34 分
 

[ 2014年11月21日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索