アイコン 「もんじゅ」でまた6500点未点検発覚  点検まったくしていないのでは

日本原子力研究開発機構は22日、大量の機器点検漏れにより事実 上の運転禁止命令が出ている高速増殖炉もんじゅ(文科省所管、福井県敦賀市)で、新たに約6500点の未点検機器が見つかったと明らかにした。機構は「既 に点検などは終わり、安全管理ができた状態だ」としている。
 機構は同日、未点検の報告と併せ、命令解除に必要な保安規定の変更申請と、機器の保全計画を見直す報告書を原子力規制委員会に提出。規制委が今後、四半期ごとの保安検査などで内容を精査し、命令を解除できるか判断するが、解除が遠のく可能性が出てきた。
 機構は当初、保安規定の変更などを11月中に申請する予定だった。

<研究バカばかりいるのか「もんじゅ」>

2010年(平成22年)8月26日:原子炉容器内に筒型の炉内中継装置(重さ3.3トン)が落下。長期の運転休止となる。
2010年(平成22年)12月28日:非常用ディーゼル発電機(発電出力:4250Kw)3台のうち1台(C号機)の故障が判明。
2012年(平成24年)11月、保安規定に基づく機器の点検漏れが9,679個あったと原子力規制委員会が公表。
2013年(平成25年)2~3月、原子力規制委員会の立ち入り・保安検査により、非常用発電機などの重要機器で13の点検漏れ、虚偽報告が発覚。
2013年(平成25年)5月29日:原子力規制委員会(=原子力規制緩和委員会)は、日本原子力研究開発機構に対し、原子炉等規制法に基づき、もんじゅの無期限の運転禁止を命じた。
2014年(平成26年)9月に原子力規制庁が立ち入り・保安検査をしたところ、ナトリウム漏洩火災事故に際して設置され、2007年に運用が開始されていた監視カメラ180基のうち50基余りが故障し、映像が映らない・左右に動かない等の状態にあることが判明した。ものによっては故障から1年半以上放置されていたものもあったという。・・・規制庁が調査に入って発覚するとは・・・。
2014年12月22日、6500点の検査漏れ発覚、もんじゅ側すでに点検済ませましたと。

安倍首相は、原発立地の自治体には、再稼動したら山ほどの電源交付金を上げると宣言しているが、もんじゅの立地自治体はこれでは、なかなかお金をもらえないだろう。
もんじゅの所在地:福井県敦賀市白木2丁目1番地

[ 2014年12月24日 ]
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