アイコン 規制緩和委 フクシマ第1原発処理水、希釈して太平洋へ放出をと

原子力規制緩和委員会は24日の会合で、東電福島第1原発が抱えるリスクの低減に向け、今後5年程度で優先的に解決するべき中期的な課題を挙げた目標マップのイメージを明らかにした。 
汚染水問題では、多核種除去設備(ALPS)で処理した水を希釈して海に放出するべきだとの考えを示している。
 ALPS処理後の水には、除去できないトリチウムが残ることから、東電はこれまで一貫して「関係者の同意なしに海洋放出しない」との姿勢を示している。
  田中俊一緩和委員長は記者会見で「廃炉は汚染水問題を抜きには進まない。タンクに貯めておく方が危険だと、海外の専門家からも指摘されている」と述べた。
 以上、報道。

地下汚染水が岸壁などの隙間から大量に漏れ出ており、フェンスがあるから問題ないなどと言っても、湾内の海水で希釈され、潮の満ち干きにより湾外の太平洋へ自動的に流出していることは疑いようのない事実。
フクシマから10キロ先までパイプを通せば深海に至り、全部廃棄放出しても太平洋に牛蒡で表面上は何の問題も生じない。
規制緩和委員会は、どうせやるなら、そこまで緩和すべきではなかろうか。アルプスやらヒマラヤやら、今後、数千億円単位で必要となる莫大な費用もかからない。そんな金があるのなら、流浪のフクシマ県民に、1,000万円ずつ現行よりプラスして支払っても1兆5,000億円しかかからない。1,000万円を規定の別枠で交付すべきではなかろうか。税収が大幅に増加しており、分けのわからないところにバラ撒くより、国民の合意も取れるというものだ。家に帰れない精神的な慰謝は金では計り知れない。

 

[ 2014年12月25日 ]
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