アイコン 韓国・中東MERS15日新たな死者2人計16人、感染者5人累計150人に 経過

15日朝の韓国保健区支局の報告によれば、前日(13日)から新たなに死者が2人、感染者が5人発生したという。サムスン病院は収拾がつかなくなり外来など部分閉鎖した。
サムスン病院は、救急診療室で隔離対象を見過ごされた医師が2日感染した段階で、部分閉鎖する必要があったようだ。10日にも見過ごした病院関係者が感染確認され、病院内で数百人とこれまでに接触していたと報道されている。

★     これまでの感染者内訳は、病院内患者感染47%、家族や見舞い客36%、医療関係者17%となっている。見舞い客などの感染者数が異常に多い。
★    治療中の者120人、うち安定103人、不安定17人。
★    陰性転換退院2人(計14人)。
 なお、スロバキアで感染が疑われた韓国人は陰性だったことが確認された。

2015年6月15日朝 韓国MERS感染状況 /人
感染者発生数
5
感染者累計数
150
死亡発生数
1
死亡者累計数
16
感染解除
4
解除者累計数
14
感染治療中
 
120
隔離者発生数
360
隔離者累計数
5,216
 
韓国MERS 感染者数と経過 2015年5月11日~
・韓国保健福祉部(省相当)は午前7~10時にそれまでの前日分を発表しており、当数値はその報告に基づく。参考紙:保健福祉部・朝鮮日報・聨合ニュース・中央日報ほか。累計数値
2015
増加
感染数
死亡
死亡数
発生状況など
発表日
 
 
 
 
 
6月15日
5
150
1
16
治療者120人、うち安定103人、不安定17人。陰性転換退院2人(計14人)、死者1人(計16人)。
6月14日
7
145
1
15
感染は4人サムスン病院(累計71人)、残り3人のうち1人は救急車添乗員、2人は別の病院。13日の5人不明はいずれもサムスンだった。死亡はサムスン病院60代男性見舞い客(釜山市の病院にて)。
6月13日
12
138
1
14
感染は2人サムスン病院うち医師1人(泌尿器科)、1人救急車運転手、1人건양대病院、3人3病院、5人不明。死亡は平沢グッドモーニング病院1人67歳女性。感染者が陰性となり退院3名、累計10名。
6月12日
4
126
2
13
感染は3人サムスン病院、1人平沢グッドモーニング病院。死亡は、 建陽大病院(大田市)2人73・78歳
6月11日
14
122
1
10
8人サムスン、1人翰林大東灘聖心病院、ほか不明。感染の3名が陰性となり退院、退院累計7人。死亡は10番目の65歳男性。
6月10日
13
108
2
9
10人サムスン、(サムスン病院関係計47人)。ほか不明
6月9日
8
95
1
7
3人サムスン、1人建陽大病院、残り4人はアサン病院、ヨイド聖母病院、翰林大東灘聖心病院関係。死亡はサムスン60代女性患者
6月8日
23
87
1
6
サムスン病院17名(医療スタッフ3名、入院患者7名、家族7名)、大田市の2病院6名。死亡は80代男性
6月7日
14
64
1
5
サムスン病院10名感染、平沢病院3名、ほか1名、死亡は感染の末期がん患者
6月6日
9
50
 
 
サムスン病院関係5名、平沢病院関係3名(医療スタッフ1名含)、別病院1名
6月5日
5
41
2
4
通院入院していた患者4名と見舞った空軍曹長が感染、死亡は70代男2人
6月4日
6
36
 
 
サムスン病院医師38歳1名(♯35、会合出席者・2日確認されていたという)、3次感染医師1名、入院患者3名、入院の空軍元士1名
6月3日
5
30
 
 
平沢病院患者4名と別病院入院患者で3次感染1名
6月2日
7
25
2
2
3次感染患者2名、患者5名、死亡は50代女と70代男
6月1日
3
18
 
 
平沢病院患者2名と入院患者の家族1名
5月31日
2
15
 
 
平沢病院の母(未感染)を見舞った娘と、♯14スーパー感染者=35歳、平沢聖母病院⇒平沢グットモーニング病院経由でサムスン病院が27日救急応察、3日半に渡り応急室のままにして、30日に感染確認、既に院内感染を急拡大させていた。
5月30日
4
12
 
 
最初に診察を受けた医療スタッフと平沢病院患者3名
5月29日
2
9
 
 
平沢病院患者と同病院の30代の医療スタッフ。)
5月28日
2
7
 
 
平沢病院患者と同病院の20代の医療スタッフ
5月27日
1
5
 
 
50代医師
5月26日
1
4
 
 
平沢病院感染者の娘(40代、親を看護)
5月22日
2
3
 
 
中東帰国者の妻と平沢病院患者
5月20日
 
1
 
 
中東帰国者、サムスン病院で感染確認 
5月18日
 
 
 
 
中東帰国者、サムスン病院に転院
5月15日
 
 
 
 
中東帰国者、発症して平沢聖母病院入院
5月11日
 
 
 
 
中東帰国者発熱、(5月4日帰国)、
隔離対象者 (当日午前までの分を午後発表) 
スーパー感染者♯14番目の患者(31日感染公表)は、MERSが最初に発生した平沢聖母病院を経て来院したのではないか」という問いに、サムスンソウル病院のチョン課長は「どの病院を経てきたのかは知っていたが、(当時は)平沢聖母病院でMERSが集団発病していた事実を知らずにいた」と証言した。14番目の患者が平沢聖母病院を経てサムスン・ソウル病院の応急室に来たのは先月27日のことで、平沢聖母病院でMERS集団発病の事実が一般に知られるのは2日後の29日だった。MERS事態の初期、政府が病院との間で感染経路と患者に対する情報を共有しなかったためだ。(サムスン病院は中東帰国者を診察していた)
6月8日午前段階の当局発表での隔離対象者数: 前日比147人増の累計2,508人。隔離解除者累計583人。(7日現在、自宅隔離は2,142人、病院隔離は219人)
6月9日午前段階の当局発表での隔離対象者数: 前日比379人増の累計2,892人。9日午前の自宅隔離は2,729人、病院隔離は163人。
6月10日午前現在、隔離対象者は新たに547人増の累計3,439人(隔離対象解除者641人含)、現在、医療機関に隔離されている隔離対象者は180人、自宅隔離者は2,618人。感染確認者は死者9人含む108人、うち容態が不安定な人は11人。うち、陽性から陰性になり退院した人4人。
6月11日午前現在、隔離対象者は新たに366人増の累計3,805人(隔離対象解除者314人増の955人含)。これまでに遺伝子検査を受けた2919人のうち、陽性(感染)だった人は4.1%(119.6人と感染者とほぼ合致)だが、感染者は増え続けている。現在の新たな感染者は野放し感染者の可能性(それを裏付けるように隔離対象者が増加か)。感染の軍人1人は陽性から陰性に変わり退院した。
6月12日、隔離対象者は3680人、前日より▲125人減、内訳は自宅隔離者▲138人減、医療機関隔離者13人増。 隔離解除者は294人で、これまでに計1249人が隔離を解除されている。
6月13日、隔離対象者数:前日比334人増の累計4,014人。
6月14日、隔離対象者数:前日比842人増の累計4,856人。隔離除外者543人増の2,473人。
6月15日、隔離対象者数:前日比360人増の累計5,216人。
 
[ 2015年6月15日 ]
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