アイコン 釜山の病院MERS感染で封鎖 警官56人配置 415床のチョウンガンアン病院

釜山がMERSのため騒がしくなっている。
14日午後、釜山市水営区のベッド数約415の総合病院であるチョウンガンアン病院を、出入り口に「MERS陽性判定で診療中止命令を受けた」という内容の案内文を貼った。

この病院は、入院したイさん(31)が中東呼吸器症候群(MERS)の143人目の患者と確認され、この日、患者と医療スタッフが一緒に封鎖措置された(コホート隔離)。
患者200人、医療スタッフ・職員40人など病院に残っていた約240人は、ひとまず出入りが止められた。病院の周辺には警察56人が配置された。

釜山市の2人目(全体で143人目)の患者が、感染確認前に市民1000人と接触したことが確認されている。特にこの患者はMERS患者が出た大田大青病院で勤務していたにもかかわらず、外注会社の派遣職員という理由で隔離観察の対象から除外され、政府のMERS管理に弱点を表した。

釜山市によると、情報技術(IT)企業職員の143人目の患者は先月22-30日まで大田大青病院に派遣されて勤務していた。釜山に帰った後、出勤したところ、発熱・下痢の症状があり、2~5日にセンタム病院など3ヶ所で診療を受けた。
腸炎と思っていたが、良くならないため、6日にチョンガンアン病院救急室に行き、8日に病院12階の3人部屋に入院した。
MERS感染は12日に確認された。現在、陰圧病床がある東亜大病院で隔離治療を受けている。
保健当局は、この病院の11・12階を封鎖し、12階にいた患者20人を11階で1人1室に分散隔離した。
10階も空けた状態だ。病院に残っている医療スタッフと患者・職員240人は症状をチェックし、問題がなければ帰宅後に自宅隔離することにした。
143人目の患者が、先に行ったセンタム・ハンソ病院は正常に運営中だが、外来患者が途切れ、慈恵医院は休業に入った。
143人目の患者は感染確認まで2週間ほど地下鉄に乗るなど約1000人に接触した。接触者のうちまだ感染が疑われる症状が出ている人はいない。家族と診療医師・看護師、同じ病室の入院者も陰性だった。接触者のうち684人は自宅隔離対象となった。
以上、中央日報

10日現在では、釜山ソハ区のイムホンソプ内科医院しか感染者が立ち寄った病院しかなかったが、この間に釜山市水営区のチョウンガンアン病院が患者を置いたまま封鎖となり、同じ水営区のセンタム病院、センタム・ハンソ病院、慈恵医院などが関係している。
(韓国の人は、具合が悪ければ、あちこちの病院にかかるのが不思議でならない。MERS異常事態に、一時的に法律による禁止令が必要なのかもしれない。)

[ 2015年6月15日 ]
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