アイコン VW排ガス問題 ドイツ外交官がEUのCO2排出量規制緩和工作 暴露される

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排ガス規制逃れの不正が発覚した自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の母国ドイツの外交官らが、重大な抜け穴が指摘されている従来の排ガス試験の継続を裏で働きかけていたことが24日、AFPの入手した流出文書から明らかになった。

この文書は、ドイツの政策方針書で、欧州連合(EU)の規制機関に対し、最新の車両試験でも重大な抜け穴を残し、実際の二酸化炭素(CO2)排出量が公式結果として発表される排出量より多くなるよう要請している。

この文書について最初に報じた英紙ガーディアンは、同様の要求を記した政策方針書がフランスや英国にも存在すると伝えている。
流出した技術文書の日付は今年5月で、内容はフォルクスワーゲンの不正問題で焦点となっている窒素酸化物(NOx)ではなく、CO2排出量の測定検査に関するもの。

暴露されたドイツの技術文書では、従来の試験 NEDC(新欧州ドライビングサイクル試験方法)から厳密な新試験WLTP(欧州委員会主導の世界共通排出ガス試験方法)への変更点に、制限を加える方策を具体的に論じている。

ドイツはこの文書内で、相関試験の際にEUがこれまでに提案してきた以上の例外を認めるよう求めており、下り坂で試験を行うことも例外対象に含まれている。

市民団体「交通と環境(Transport & Environment)」のグレッグ・アーチャー氏は、EU主要国がフォルクスワーゲンの不正を批判する傍ら、秘密裏に試験の緩和を実現しようと工作していたと指摘し、「VWの不正に対しEUの捜査を要求しながら、同時に新検査を甘くするためのロビー活動を裏でやっているとは、まったくの偽善だ」と批判している。
以上、
こうしたドイツ外交官の動きは、単にドイツの自動車産業が優位に立ち続けるための国家政策のようだ。環境問題で一番うるさいとされるドイツの顔はどこにあるのだろうか。
坂道での検査、それも下り坂での検査とは驚き桃の木山椒の木である。MTではエンジン切っても走る。
外交官や関係する議員たちは、ドイツの自動車産業から膨大な公的な賄賂(ロビー活動費ともいう)をもらっているのだろう。
ドイツの自動車の革新技術の信用が崩れ去ろうとしている。

[ 2015年9月25日 ]
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