アイコン 日経新聞傘下の英FT大誤報 ECB金融政策で

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英経済紙フィナンシャル・タイムズが3日、欧州中央銀行(ECB)による金融政策発表の直前に「ECBは金利据え置きへ」との誤った報道をしたことから、金融市場に混乱が起きた。

  ECBは3日午後0時45分(日本時間午後9時45分)に政策発表を予定していたが、FTはその10分ほど前に、ECBが金利を据え置くとした内容の記事 を掲載。同時にマイクロブログのツイッターの公式アカウント「@FTMarkets」にも、「ECBは金利据え置きという驚くべき決定」と投稿した。

 大半のアナリストがECBの追加金融緩和策を期待していたため、外国為替市場ではユーロ買いが殺到。
ユーロ・ドル相場は過去7ヶ月で最低水準の1.0542ドルから、わずか数分で1.06ドルを超えた。

記事とツイートは、いずれも数分後に取り下げられたが、そのとき既に誤報の内容は複数の経済系ニュース媒体で報じられてしまっていた。

 実際には、ECBは定刻通りの発表で、預金金利をこれまでのマイナス0.20%からマイナス0.30%に引き下げた。
 FTは、誤報について、ECBの決定を前に準備していた予定稿2本のうちの1本だったと説明している。
「編集上の手違いで、記事を出すべきでない時に出してしまった。記事を自動で送信するシステムにしてあるため、ツイッターにも同時に投稿され、当初のミスが悪化した」と釈明している。
 以上、
 大事な記事なのに、FTでは送信時の2重チェック体制など皆無のようだ。
 

[ 2015年12月 4日 ]
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