アイコン 台湾民進党 国民党支配資産を国有化目指す

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自由も人権も選挙もない中国共産党独裁政権と統合を目論む台湾国民党

ウォール・ストリート・ジャーナル19日、16日の台湾総統選・立法委員選でいずれも圧勝したこれまで野党の民進党が、政権与党だった国民党の資産の国有化を目指していると報道している。

  民進党関係者によると、国会に当たる立法院で初めて単独過半数を制した同党は、立法の最優先課題として、国民党資産に対する調査と国有化の推進を挙げた。 国民党が本来国庫に帰属すべき財産を不法に保有してきたというのが民進党の主張だ。民進党は資産調査を通じ、国民党が不法に保有している資産を回収する計 画だという。 

台湾で、1949年から2000年まで政権を握った国民党は、過去に台湾を植民地統治した旧日本軍が残した財産を、国庫に帰属させないまま、相当部分を党の資産とした。1987年までの蒋介石の独裁政権でも違法にかなりの蓄財を行ったとされる。

民進党の王閔生広報担当は「(国民党の資産回収は)歴史を正し、正義を具現するための措置だ」と述べている。

 国民党は、世界で最も豊かな政党の一つとされるという。国民党の資産は昨年現在で7億6000万ドル(約896億円)に達する。国民党は、パラオの5つ星ホテルなど多数の企業を保有しており、一部は経営にも関与している。このため、「株式会社国民党」とも呼ばれているという。

現地専門家は、そうした財力が国民党による長年の政権維持に役立ったと分析している。
ウォール・ストリート・ジャーナルは「国民党が選挙での敗北に続き、財力まで失う危機に直面した」と報じている。
以上、WSJ参照

 

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[ 2016年1月20日 ]

 

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