アイコン 続、沖縄USJ進出計画の撤回検討について 各参考資料付

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大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社が、沖縄県本部町に計画していた新テーマパーク建設について、撤回も含めた見直しを検討していることがわかった。
昨年11月に親会社となった米メディア大手コムキャストが、収益性を疑問視しているため。
 
国と沖縄県は、観光客誘致の目玉になるとして進出を支援しており、調整は難航する可能性もある。すでに国は誘致の調査を計上している。
 
USJの前の経営陣が昨年3月に沖縄進出の意向を表明。総額約600億円を投じ、観光客に人気の「沖縄美ら海水族館」などがある国営の海洋博公園内に自然をテーマにした複数のアトラクションを設置し、2020年にも開業する計画だった。
以上、

コムキャストは、商業ベースで将来にわたり利益が出るかどうかを判断しただけだろう。
沖縄県民は1,454,023人(H27年1月現在)、
対象人口:5歳~49歳811,922人
訪沖縄客数:
平成27 年の入域観光客数は前年比10.0%増の776 万3,000 人、
うち、国内客数は、前年比1.6%増の626 万1,800 人(比率80.7%)
うち、外国客数は、前年比68.0%増の150 万1,200 人(比率19.3%)
総潜在客数は、9,217,023
美ら海水族館のある海洋博公園 2014年の入園者数4,345,261人

 

訪沖縄外国人客数/沖縄県資料
2015年版
/
前年比
シェア
台湾
474,900
38.0%
31.6%
韓国
297,900
92.1%
19.8%
中国
296,500
161.5%
19.8%
香港
189,700
54.2%
12.6%
その他
242,200
53.4%
16.1%
合計
1,501,200
68.0%
 
 
コムキャストの見直しは、タイミング的に那覇空港や那覇市街により近い普天間基地跡地にディズニー誘致を政府が発表したことに激怒したものと見られる。当然U施設も当初の600億円で集客があれば、事業を拡大する予定であっただろう。
古い施設で減価償却が新たな投資分に限られるが、270万人まで客数を増加させたハウステンボスも大成功させていおり、美ら海水族館のある海洋博公園 2014年の入園者数4,345,261人からしても、USJのテーマ性からしても成功するものと見られる。しかし、ディズニーと競合では・・・・不安がよぎる。
 
コムキャストは、北京に巨大なUリゾート施設を建設中であり、無理することもないと判断したものと見られる。
 
大阪USJ・・・
近畿圏人口22,551,434人、
関西国際空港の2014年度の国際線発着回数(9万5千回)及び外国人旅客数(699万人)
国内観光客数がプラスされる
本部は当然、大阪の施設より小型、
総投資額600億円、総投資利回りを決定すれば・・・。
入園料は規模が小さく5千円として、
集客数は自ずと最低限数が決定される。
その集客が可能かどうか、可能だとしても事業拡大はできるか
投資効率が良いか悪いかの判断だけ。
当然、ディズニーランドが普天間に来る前提に立案する必要がある。
 
<値上げボッタクリの東京ディズニーランドの場合>
オリエンタルランド(東京ディズニーランド)
連結/百万円
2015年3月期
 
会計方式
日本方式
対売上率
売上高
466,291
 
営業利益
110,605
23.72%
経常利益
110,486
23.69%
当期利益
72,063
15.45%
総資産
746,641
 
自己資本
564,129
 
ROA(総資産利益率)
 
10.21%
ROE(自己資本利益率)
 
13.62%
 
<参考>
2014年テーマパーク集客数ランキング 単位:人
1
東京ディズニーランド
31,377,000
2
USJ
12,700,000
3
長島リゾート※
6,193,600
4
八景島シーパラダイス※
4,050,000
5
ハウステンボス
2,794,000
6
よこはまコスモワールド※
2,500,000
7
富士急ハイランド※
1,950,000
8
志摩スペイン村
1,339,000
9
サンリオピューロランド
1,260,000
10
鈴鹿サーキット
1,989,000
11
よみうりランド
1,342,000
12
ひらかたパーク
1,093,700
13
としまえん
1,033,561
注、※は2012年のデータ、ほかは2014年のデータ
 

[ 2016年2月19日 ]
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