アイコン 宮崎県循環社会推進課・温水課長奮闘中その②

選択地元では、エコセンターについてある重大な「疑惑が噂されている。最初に認可した安藤元知事が失脚する原因となった官製談合事件で、元知事の後援 会などで5千万円の現金が不可解な動きをしたことが問題となった。安藤氏が2010年に急死したことで、真相は闇に葬られたが、このカネがERCへの認可 に絡んだものである疑いが地元で燻っているという。カネの受け渡しを行った業者や元知事だけでなく、「現在県庁に残っている幹部職員もこの疑惑の渦中にい る」(地元事情通)というから穏やかではない。

「地元財界トップも県庁を援護」

地元財界の大物も県庁の後ろ盾だ。県商工会議所連合会会頭の米良充典氏は、噂された東国原氏再出馬の阻止に動いたとみられている。
 実は、エコセンター2期工事の計画は東国原知事時代にもあったが、県庁職員はこれを伝えていなかったという。産廃処分場見直しという世間受けしそうな問 題に東国原氏が口を挟むのを避けるためとみられており、この時期に認可に向けた動きはなかった。東国原氏が退任し、県庁職員からすれば御しやすい河野知事 が就任してから認可に向けた手続きが始まった。

しかし2013年の秋、衆議院議員に転身していた東国原氏が宮崎県知事への返り咲きを狙っているとの観測が浮上した。この動きを知った米良氏ら経済団体の 代表が、知事選までまだ一年以上残した同年11月に河野氏に2期目出馬を要請した。地元財界では右に出るものがいないと言われる米良氏は東国原にも政治献 金をするなど有力な支援者の一人。これにより、知事返り咲きの芽は摘まれた。米良氏が東国原知事のカムバックを望まない循環社会推進課を援護射撃したよう なものだ。【月刊・選択3月号(土着の権力)より引用】
 
ERC

[ 2016年3月25日 ]
 

 

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