アイコン 3月の百貨店売上高▲2.9%減 高級品を買うのは中国人か成金投資家

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これまで百貨店の売上高を牽引してきたのは、高級品を買う訪日観光客 の中国人か成金投資家。中国からの観光客は不況と円高により財布の紐がかたくなっており、また、爆買いに飽きたリピータの訪日客も多くなってきている。国 内の成金投資家は、1~3月間での株式相場の暴落で大損している人たちも多く、買い物どころではないだろう。中国政府は、国内消費を増加させるため、3月 下旬から観光客が購入した商品についての税額を高くし、その徴収も厳しくしており、さらに中国客の爆買いは遠のく可能性すらある。

全国のデパートの3月の売上高は、衣料品の販売不振に加えて、これまで好調だった高級時計や宝飾品など高額商品の販売が落ち込んだため、前年同月比で▲2.9%減少した。

日本百貨店協会によると、全国のデパート237店の3月の売上高は、合計で約5277億円だった。

このうち、既存店の売上高は、前年同月比で▲2.9%減少し、2ヶ月ぶりに前年を下回った。
品目別に見ると、「化粧品」の売上高は、外国人旅行者向けの販売が好調だったことから前年同月比13%増加したが、主力の「衣料品」は、気温の低い日が続いたことなどで春物のスーツなどが落ち込み、▲6.7%の大幅減となった。

さらに、好調が続いていた「美術・宝飾・貴金属」も、高級時計や宝飾品などの高額商品の売上高が▲4.3%減少した。
日本百貨店協会では、年明けからの株式市場の乱高下で、売り上げを支えていた富裕層の消費が慎重になっている。今後、一連の地震の影響が、消費に出てくる可能性もあり、マイナス傾向が広がらないか注視していきたいとしている。
以上、

国内の消費者による売上拡大が何より望まれるところであるが、富裕層ばかりを相手にしていたら、いつも水物の株式相場に左右されることになる。企業が自らの景気のために賃金を上げるしかないのだが、上げたら上げたで国が税という名ですぐ奪い去ることから、なかなか景気は上向かない。

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[ 2016年4月20日 ]

 

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