月面探査プロジェクトにスズキが参画することになった。
米グーグル社が賞金を出す国際レースに参戦中の民間チーム「ハクト」に四輪メーカーとして初めて協力し、軽さと走破性能が必要なロボット探査機開発を支援する。
これで、「ハクト」には、「はやぶさ」研究者ら、ＫＤＤＩ、ＩＨＩ、スズキが協力体制を敷くことになる。

グーグルでは、来年後半に地球から３８万キロ離れた月に探査機を送り込む計画を有している。
　ハクトは、グーグル社が総額３千万ドル（約３０億円）を出す国際レースに参戦する唯一の国内勢。
「ハクト」は、都内のベンチャー企業「ｉｓｐａｃｅ」が運営し、小惑星探査機「はやぶさ」開発に携わった研究者らが参加する。これまでも通信のＫＤＤＩや重工のＩＨＩなどが協力を表明しており、スズキも５日ハクトとパートナー契約を結んだと発表した。

スズキは技術面だけでなく資金面（金額非公表）でも挑戦を支えていくという。ロボット探査機の国際レースには、世界各国から１６チームが参加している。
以上、