アイコン 韓国KATS サムスン「ノート7」にX線テスト命じる 防水には強いが防火には・・・

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韓国技術標準院(KATS)は22日、サムスン電子に対し、新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」のバッテリーの安全対策を強化するよう命じた。同社は韓国で「ノート7」の販売再開を28日に計画している。
サムスンは9月、一部でバッテリーに発火の恐れがあるため、世界で少なくとも250万台の「ノート7」をリコール(回収・無償修理)した。韓国と米国を含む複数の市場では交換に応じている。

KATSの声明では、リコール計画を正式に承認したとし、新たに使用されているバッテリーは安全だとした。
ただ、KATSはサムスン電子に対し、出荷前にサプライヤーにX線テストを実施させるよう命じたほか、サムスン電子独自の検査や返金の期限を9月19日から9月30日に延期するよう命じた。
以上、

<中国の出火はヤラセ、TDK子会社主要サプライヤーに昇格>
中国でも「ギャラクシーノート7」から発火して、サムスン電子と二次電池供給会社であったTDK傘下のアンペレックス・テクノロジー・リミテッド(ATL)が調査したところ、原因は二次電池など内部要因ではなく、外部要因だったと結論付け発表している。つまり、ヤラセだった。
なお、「ノート7」で出火しているのは、供給の8割を占めるグループ会社のサムスンSDI製で、それも中国工場が製造した分とされている。TDK傘下のATLは、サムスン電子から、こうした発火事件を受け、二次電池供給の主要サプライヤーに認定されている。
出火問題は主に韓国とアメリカで生じており、すでにリコールを発表、使用を中止させたり、充電量を6割に制限するソフトを自動更新させたりしており、19日から交換も開始している。

サムスン電子グループは、その「スマホ」につき、主たるサプライヤーを内部構築している。液晶も集積回路、電池などなど。スマホ販売が不振に陥れば、直下部門や直系傘下企業の業績を悪化させる原因ともなり、その危うさを内包したまま、サムスン電子帝国は築き上げられている。メーカーであるサムスン電子の経営体質そのものであり向利益の最大化が図られるものの、問題が生じた場合は、スマホの一事業だけが突出して肥大化しているため危機に瀕してしまう。

スマホ製造にかかわる各部品や製造後の製品をチェックするテスター関連会社は、今後、需要の急拡大が見込まれる。
サムスン電子は今回、iPhone7に対して先行販売させるため、その生産において、急がせ過ぎたのではないかと批判されている。販売直後はそれが当たり高評価も受け、好調な滑り出しを切ったが、2週間もせず公表かも今回は特に直系のSDIの二次電池に問題が生じており、利益優先主義に徹し、ソフトや技術者などを大量に解雇したり異動させたりしており、その弊害が出たのではとも指摘されている。
「ギャラクシーノート7」販売開始は8月19日、
「iPhone7」発表9月7日、販売開始9月16日。
こうした発火問題を生じさせ、リコール・販売停止を追い込まれた「ノート7」であるが、「iPhone7」は、16日の販売開始日は予約販売だけで初期販売数が完売となり、絶好調となっている。
弱り目に祟り目、1度あることは必ず2度ある。
サムスン電子は、よくよく慎重に駒を進めなければ、次に何があってもおかしくない状況に陥る可能性がある。それは内部から・外部からもたらされる。
 

[ 2016年9月23日 ]
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