アイコン 台湾に三井アウトレットパーク2ヶ所目を台中市に開発

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三井不動産は9月21日、台中市(台北市から南へ約150キロ)における商業施設の入札案件において事業者として正式に決定し、今回、海外子会社を通じて、土地使用権の所有者である台湾港務会社と借地契約を締結したと発表した。

計画では、台湾において2つ目の三井アウトレットパークとなる「(仮)三井アウトレットパーク台湾台中港」の開発を推進し、着工は2017年、オープンは2018年を予定している。
今後、事業についてはプロジェクト会社の現地法人が開発・運営を行う。

計画地は、台北市から約130キロ南に位置する台湾第三の都市、台中市の中心部から北西へ約22kmに位置する。台中空港から約9km、台中港フェリーターミナルと隣接し、高速道路のインターチェンジや幹線道路からのアクセスも良い交通利便性の高い立地にある。
アウトレット施設は、約150店規模のラグジュアリー、インターナショナル、スポーツ、カジュアル、日系ブランドなど幅広いファッションブランドを誘致し、台湾中部最大級の本格的アウトレットモールとなる予定。

施設は、ウォーターフロントの立地環境を活かして、これまでの台湾になかった開放的で魅力的な商業空間づくりを目指す。

港の借景を生かした飲食ゾーンのほか、シネコンなどのエンターテイメント施設の導入を検討しており、台中都市圏居住者から国内外の観光客まで幅広い客層・ニーズに応える、家族で一日中楽しめる商業施設を目指す。

今年1月に開業し好調に推移している「三井アウトレットパーク台湾林口」(台北市の桃園国際空港近く)からでの経験を生かして日系店舗を積極的に誘致するなど、グループの100を超える国内外の商業施設での開発・リーシング・運営により培ったノウハウを最大限に活かすという。

<施設概要>
所在地:台湾台中市台湾大道10段
事業形態:アウトレットモール
敷地面積:約18万1400m2
延床面積:約6万5000m2
店舗面積:約3万5000m2
建物規模:地上1階(一部2階、一部地下1階)
店舗数:約150店
着工:2017年(予定)
開業:2018年(予定)

三井アウトレットパーク
 

[ 2016年9月24日 ]
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