アイコン DeNA「WELQ(ウェルク)」問題ありで非公開に 医療関係まとめサイト

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DeNAが医療健康情報で、まとめサイトを運営、ボロ儲けしていたが、綻びが出てしまった。
掲載した内容に誤りや無断掲載など発覚、ネット民から問題提起されていた。

DeNAは29日、医療や健康情報のインターネットサイト「WELQ(ウェルク)」の全ての記事を29日夜から非公開にした。
サイトは、外部のライターや一般からの記事を掲載していたが、内容に誤りがあるのではないかといった指摘が寄せられていた。
 すでに医療関係の記事は非公開にしており、29日夜からは全てを非公開にした。
今後、記事内容を医師ら専門家に監修してもらい、問題がないものから掲載を再開するという。「寄せられた意見を真摯に受け止めた」としている。
ウェルクは、2015年秋にサービスを開始、外部のライターやネット利用者らから記事をまとめる「キュレーションサイト」と呼ばれる方式。

美容や健康情報だけでなく、白血病や肺炎など専門的な知識が必要な医療関連の記事も掲載。月1回以上サイトを訪れる利用は、延2千万件以上あるという。

同社には、サイトの閲覧で広告収入が入り、ゲームに次ぐ収益の柱につながると力を入れてきた。
ただ、10月ごろから記事に対し、他のサイトの記事を無断で利用しているほか、内容自体にも誤りがあるのではないか、との指摘が寄せられていた。
膨大な量と費用面からか医療の専門家による記事の監修は一部にとどまっていた。

一方、検索サイト「グーグル」では記事が検索結果で上位に入り、ネット利用者の目に触れる機会が多い状況が続いていた。
DeNAは今月25日、記事について医師や薬剤師ら専門家の監修を始めると発表していた。
今後は、医療の記事は、ウェルク編集部名義で掲載する。
同社は、ファッションなどでも同様の形のサイトを開設しており、守安功社長をトップとした管理委員会を設置してチェック体制を整えるという。
以上、朝日新聞参考

DeNAは決算書で、キュレーションプラットフォーム事業として事業分類している。キュレーションプラットフォームについては、インターネット上に散在する情報を、独自の観点で目利きするキュレーター(図書館の学芸員のような存在)と呼ばれる人たちが、各自が興味をもつテーマについて、一つの記事にまとめあげて公開できるウェブサイトまたはアプリのことだと説明している。

ネット民たちが、まとめサイトを作りボロ儲けしているが、巨大企業のDeNAも些細なネット民たちのお楽しみのお相伴に授かりたいとしてまとめサイトを作っているもの。
ニュースならばわからないではないが、閲覧者に健康リスクを与えてしまう恐れのある医療・健康情報を、キュレーション方式で安上げのまとめサイトでボロ儲けしようとすること自体、DeNAの次の戦略は糞詰まりを露呈している。
スマホゲーム、ECサイト運営、球団経営・自動運転車・任天堂コラボ・まとめサイト・・・次は・・・
落ち続ける利益に相当焦っているのだろう。

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[ 2016年11月30日 ]

 

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