アイコン 大阪高裁 府警の不誠実を断罪 有罪判決を取り消し裁判打ち切る

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大阪高等裁判所は、大阪・枚方市内の国道で、警察に信号無視だと指摘を受けた男性が、パトカーの車載カメラの映像を確かめたいと求めたのに警察が応じず、男性が反則切符を受け取らなかったのを理由に刑事処分にしたのは、極めて不誠実で男性に酷だとして、1審の有罪判決を取り消し、裁判を打ち切る判決を言い渡した。

判決によると、大阪・枚方市の60歳の男性は、昨年7月、市内の国道を乗用車で走っていたところ、赤信号を無視したとして、パトロール中の警察官に止められた。

男性は違反した自覚がなく、パトカーの車載カメラの映像で確かめたいと求めたが、警察官が応じず、男性は違反を認めなかったため、道路交通法違反の疑いで逮捕された。

男性は、その後、検察庁に送られ、車載カメラの映像を見て違反を認め、行政処分にとどめてほしいと求めまたが起訴され、1審で罰金9000円の有罪判決を受け、控訴していた。

起訴の理由について、検察は裁判で、刑事事件を行政処分に戻すのは混乱を招くなどと主張していた。

6日の2審の判決で、大阪高等裁判所の福崎伸一郎裁判長は、「男性が映像を確認したいと求めたのは別に不当ではないのに、警察は『そんなものはない』と伝え、極めて不誠実な対応をした。それを棚に上げて反則切符を受け取らなかったから刑事処分にしたというのは男性に酷で、正義に反する。また、検察が起訴したことも賛同できない」と述べて、1審判決を取り消し、裁判を打ち切る判決を言い渡した。

以上、

すっきり、

大阪府警とともに大阪検察も大阪高裁による批判の対象になっている。いろいろ問題が多すぎる大阪府警と大阪検察である。

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[ 2016年12月 7日 ]

 

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