アイコン 安慶田前副知事疑惑 前教育長、口利き告発「うそつけない」

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23日、教員採用試験などへの口利き疑惑をめぐって辞任した安慶田前副知事が26日会見し、疑惑を真っ向から否定した上で告発文書を出した前の教育長を刑事告訴したことを明らかにしました。

こうなると前の教育長か安慶田前副知事のどちらかが、100%の嘘を言ってることになります。

まず安慶田前副知事ですが、教育長の証言が刑事告訴に値するような100%の嘘だったら、辞任しないで、居座ったまま名誉棄損でも刑事告訴でもするべきでした。残念です。

ふつう、嘘八百を言われて辞める人はいないでしょう。まず、そこが安慶田前副知事を全く信用できない根拠です。

それに、前の教育長と安慶田前副知事の両方の顔を見比べてみても、やっぱり安慶田前副知事のほうが、分が悪いです、人相が悪いということです。科学的な根拠はありません、直感です。

どうせ、翁長知事と、弁護士交えて長時間色々と今後の対応策を考えてのことでしょう。自民党が提出することが予想されてる百条委員会への出席や証言を拒否する時のための布石としか思えません。
悪足掻きです。

きょうも(農と島のありんくりん)を読んで、翁長県政の将来を検証したらどうでしょう。

農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/

移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

安慶田前副知事疑惑 前教育長、口利き告発「うそつけない」

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前沖縄県教育長の諸見里明氏が実名で告発に踏み切りましたので、全文を紹介します。(欄外参照)
毎日新聞1月25日から転載させていただきました。ありがとうございます。
諸見里前教育長は八重山教科書事件(※)において、偏りのない行政姿勢を貫いた人物ですが、どうして任期1年を残して移動させられたのか理由が分かりました。
※八重山教科書問題 - 八重山地方の情報発信 八重山日報公式ホームページ
沖縄・八重山の教科書問題って何?/いきさつと論点は | THE PAGE(ザ ...
このように翁長氏にとって不都合な職員に対して、日常的な左遷人事が行われていた実態が分かります。
一方、「知事部局人事」によって本来権限のなかった知事-副知事ラインから行政部門、特に教育委員会に圧力がかけられたようです。
「口利きはなかった」とする現教育長は、この知事部局人事によって任用された人物です。
また、前知事の移設承認を実務面でバックアップした部局の職員も、翁長氏がお手盛りで作った第3者委員会につるし上げ同然の扱いを受けて、怒りに満ちた発言をしていました。
委員会の記録が残っています。委員の仲井真知事からの指示があったのではないかとする質問に対しての答えです。
「職員・約9カ月、(埋め立て)申請書の内容を詳細に調べ、関係部局にも意見を照会した。意図的にわれわれにミスがあるかのような言い方をされることは心外だ。審査の結果、環境保全上の支障を見つけられなかったというのが現状だ」
このようなしっかりと筋を通す硬骨漢の職員がどのような運命をたどったのかわかりませんが、いわば「占領軍」として県庁に乗り込んだ翁長氏と副知事が、庁内でいかなる政治力を発揮してきたのか白日にさらされつつあります。
また安慶応田副知事による、ボスト配分と縁故採用もはびこっていたことが、手に取るようにわかりました。
これは翁長氏就任直後から、県の外郭団体人事において、論功報奨の大判振る舞いがなされたことは記憶に新しいことです。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-b5cd.html
当時から記事にしていましたが、就任翌年の6月初めには、沖縄県の観光振興団体である「沖縄観光コンベンションビューロー」の会長に、知事選で経済界切り崩しの任を担った「かりゆしグループ」の総帥・平良朝敬氏を起用しました。

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続いて翌日には「沖縄都市モノレール」の社長に、これまた平良氏と並んで翁長陣営の二本柱である建設業大手・金秀グループの幹部・美里義雅氏を任用しています。
6月中旬には、沖縄工業連合会の新会長に呉屋守章氏が就任しますが、彼は翁長選挙戦の選対本部長を務めた呉屋守將氏の兄弟です。
これだけに止まらず、6月下旬には「県物産公社」社長に「オール沖縄」の沖縄市長候補だった島袋芳敬氏を当てています。
おまけに複合会議・観光施設であるMICE施設の建設候補地も、金秀の本拠地の東浜地区に決定しています。

関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-b206-1.html

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この露骨な利権人事に、さすがに見かねた沖タイ(2015年5月28日)すらこう報じたほどです。
「県人事の透明性の確保も課題だ。翁長雄志知事の選挙を支えた企業グループからの登用が目立ち『選挙功労』の指摘もくすぶる」
「沖縄都市モノレール社長に、知事選のを支えた金秀グループから美里義雄が内定。
沖縄物産公社の人事には、知事選と同様の枠組みだった昨年4月の沖縄市市長選に出馬した島袋芳敬氏が内定した。
県庁OBのひとりは『2人とも人物としては有能だが、周囲が選挙功労だと見るのは避けられない』と指摘する」
まさに翁長氏がやってきたことこそ、縁故資本主義(crony capitalism)の概念規定そのままな事に驚きます。
「政府官僚や企業役員との密接な関係がビジネスの継続、成功に決定的な要因となっている「資本主義経済」を指す軽蔑的な用語である。法的許認可、政府認可、優遇税制措置、公共事業発注先の選定に不公平さが見られるときにこう呼ばれる。」
縁故資本主義 - Wikipedia
縁故資本主義というおぞましい前近代的な悪習に染まり切った体制が、翁長県政でした。
このような腐敗堕落した翁長県政を支えていたのが、清潔をモットーとする共産党、社民党、社大党、沖タイ、そして琉新だったことが笑わせます。
もはや安慶田副知事の辞任で幕引きできる段階ではありません。
副知事に対する第3者委員会を早急に設置し、安慶応田氏を召還して、諸見里証言が事実であるかどうかをあきらかにさせ、さらにそれだけだっはずがないのですから、さらなる実態解明に進むべきです。
楽観は禁物ですが、私たちは翁長悪政の終末を目撃しているのかもしれません。
                     ~~~~~~~~~
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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/81135

■<沖縄前副知事疑惑>前教育長、口利き告発「うそつけない」
毎日新聞2017年1月25日
沖縄県の教員採用試験を巡って安慶田(あげだ)光男前副知事が一貫して口利きを否定する中、前教育長が覚悟の「告発」に踏み切り、県教委が24日に疑惑の内容を一転して認定した。
前副知事の働きかけを詳細に記した文書を県教委に提出したことが決定打となった。一方、翁長雄志(おなが・たけし)知事は「重大に受け止めている」としながらも、口利きが事実かどうかについては言葉を濁した。(毎日新聞)
■<沖縄県教委再調査>前教育長文書の要約
毎日新聞 2017年1月24日
沖縄県の諸見里(もろみざと)明・前教育長が今月22日付で県教委に提出した文書の要約は次の通り。
【採用依頼(口利き)】

 2015年に実施された(学校教員の)1次採用試験合格発表後、8月中旬~末日ごろ、安慶田(あげだ()光男副知事(当時)から副知事室に来るようにとの電話があり、メモ用紙を渡された。
3人の受験番号、教科、氏名が記入されており、「よろしくお願い」などと言われた。私は、幹部を呼んで協議し「こんなことは絶対にできない」と確認した。学校人事課には、この件は一切知らせていない。

 また(同年)10月末日ごろだったが、副知事から電話があり、学校事務職員採用試験1次合格者1人の受験番号と名前を告げた後、「よろしく頼む」と言われた。県教育委員会の所管ではないと説明すると「そうか、わかった」と引き取った。

 副知事から渡されたメモ用紙はシュレッダーにかけたが、記入された人数は3人(あるいは4人)と記憶している。その中の不合格者は1人(あるいは2人)だったと思う。

【人事異動への介入】

 副知事室に呼ばれ、教育庁幹部の異動先を指導統括監にするよう副知事から指示された。当時の指導統括監がまだ就任1年目であることを理由に固辞した。2~3日後に再度呼び出され、今度は県立総合教育センター所長に統括監級として異動するように指示された。持ち帰って(別の2人の幹部と)絶対にだめだと確認した。

 この件については、後日県教委の委員に事情を説明したところ、異動させないようにとの意見で一致したことから、その旨副知事に伝えた。その際に、激しく恫喝(どうかつ)されたのを覚えている。結局、幹部は県立総合教育センターには配置していない。

 (別の時期に)小学校校長を義務教育課長か那覇教育事務所長に異動するよう指示され固辞したところ、厳しく恫喝された。

 以上が私の記憶するところの真実だ。

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[ 2017年1月27日 ]

 

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