アイコン 豊洲問題 石原元都知事を参考人招致 都の特別委員会 百条委員会設置条件

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豊洲市場の移転問題を審議する都議会の特別委員会は7日、用地取得の経緯などを調べるため、当時の知事だった石原慎太郎氏らを参考人招致することを決めた。

 豊洲市場の地下水モニタリング調査でベンゼンなど有害物質の数値が急激に上がったことも重視し、調査に関わった業者や、土壌汚染対策を検討している「専門家会議」メンバーも呼んで調査方法などもただす。
以上、

特別委員会で石原元都知事が嘘を言っても、その発言について法的な拘束力はなく、何も問われない。都議会の自民党反主流派が求めたように百条委員会の設置が望まれるが、自民党都議会議員から20人以上の賛同者が現れない限り、開催は無理な状態となっている。

自民党都議会議員は、千代田区長選で大敗したこともあり、豊洲の特別委員会を開催し、小池都知事の意向を汲んだ形で茶を濁し、小池都知事からの攻撃を反らす動きにでたもの。それに加え、党内で造反組がこれ以上増加しないように結束を固めるとともに、夏の都議選に向け、都民に対して、豊洲問題に取り組んでいるというポーズを作ったものと見られる。

石原知事時代、豊洲市場の開発を推進する石原都知事。当時、民主党に風が吹き、石原都政は少数与党に転落、環境汚染問題から野党が反対し、工事予算を増加させることができない状況に追い込まれていた。いつしか石原氏は民主党都議会とボス交し、民主党が予算を増加させないことで開発の賛成に回り、都知事は工事を進行させた。
その結果、膨大な費用をかけにもかかわらず、有害物質に対し中途半端な工事をさせてしまった。そんなこんなで都民を裏切った民主党都議会議員は当然ながら選挙で大敗し、その後の国会議員選挙でも大敗した。豊洲問題の全責任は、造ることだけに固執した石原元都知事にある。

百条委員会設置条件
都議会で議員の3分の2以上の出席と、出席議員の4分の3以上の賛成が百条委員会設置の必要条件。
現在の都議会議員は127人、85人の出席と、そのうち64人の賛成が必要となる。
自民党以外は70人であり、85人には15人不足。
自民党内から15人が賛成に回る必要がある。自民党内から主流派に反旗を翻したのは5人、後10人必要となる。
小池都知事は、特別委員会を重視しておらず、石原元都知事を観察する程度だろう。来る都議会選挙で、他党も含め小池シンパ議員を過半数にすることに全精力を注いでいる。その暁には百条委員会を設置することになる。
 自民党都議会が百条委員会設置を進めることもありうる。そのときには石元原都知事の首を差し出すことになる。次期都議選の自民党候補に上がっていない内田議員も差し出す可能性もある。組織温存のために。
 

[ 2017年2月 7日 ]
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