アイコン フジヤ漬物食品(株)(静岡)/自己破産へ

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漬物の製造販売のフジヤ漬物食品(株)(静岡市駿河区みずほ2-9-5、代表:杉山恭章)は3月10日事業停止、事後処理を中村光央弁護士(電話054-366-2203)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

同社は昭和21年創業の漬物販売および製造業者。以前は食生活の嗜好から10億円以上の売上高を計上していたが、国上げての塩分控えめキャンペーンにより売りなくなり、減塩漬物なども開発されたが、歯止めは利かず消費低迷、また、スーパー等量販店は納入業者間の競争を激化させ、採算性を悪化させ、消費不況も加わり、平成28年7月期の売上高は2億円台まで落ち、赤字経営が続いていた。

静岡県は、浜松などの自動車関連・精密機械メーカーが海外へ工場移転してしまったため、関連した下請け業界の経営破たんが相次いだ。最近では、消費不況・魚離れから漁業関連の破綻も目立ってきている。静岡県自体が疲弊してきているようだ。中国からの富士山詣でも一巡し、再構築が望まれている。

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[ 2017年3月13日 ]

 

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