アイコン 三井住友建設 17/3期決算 減収大増益 受注状況付

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同社は当期について、連結売上高は、建設業界全体の良好な市場環境もあり、順調に積み上げることができたが、大型工事の竣工が続いた前年度比では、完成工事高が110億円減少したため、4,039億円となった。
利益面は、労務費や原材料費が強弱入り混じった動きを示したものの、概ね安定した水準であったことから、土木部門は引き続き高い利益水準を維持することができた。
また、建築部門も生産効率の改善やコスト削減努力もあって、採算性が大幅に改善し、全体としても完成工事総利益率を大きく改善することができた。

1、土木部門の売上高は、前年度比▲1.4%減の1,641億円となったが、完成工事総利益は高い利益水準を維持し、前年度比5.9%増の225億円となった。

2、建築部門の売上高は、前年度比▲3.4%減の2,403億円となったが、完成工事総利益は工事採算性の改善により、前年度比30.1%増の238億円となったとしている。
以上、

ただ、パークシティLaLa横浜(全4棟711戸)の杭問題では同社が施行会社であるが、まだ引当金を計上していない。旭化成に全額負担させるつもりだろうか。住民投票で全棟建替が決定、事業主の三井不動産が300億円の建替費用と補償料100億円を住民側に示したと報道されていたが、ゼネコンや旭化成に支払わせることになる。旭化成は金額しだいでは裁判に訴えることだろう。

 

三井住友建設
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
15/3
377,825
12,265
3.2%
11,998
6,955
16/3
414,958
23,364
5.6%
21,801
9,902
17/3
403,908
27,941
6.9%
26,174
17,035
17期/16期比
-2.7%
19.6%
 
20.1%
72.0%
18/3期予想
427,000
21,600
5.1%
19,700
14,000
18/3予/17期
5.7%
-22.7%
 
-24.7%
-17.8%

 

受注状況 2017年3月期 単体
単体/百万円
受注額
前年同期比
土木官庁
89,615
17.6%
土木民間
13,776
-46.7%
土木海外
15,785
-23.0%
↑土木計
119,176
-2.8%
建築官庁
6,471
-46.6%
建築民間
201,552
-3.2%
建築海外
3,353
-63.2%
↑建築計
211,376
-7.9%
国内官庁
96,086
8.8%
国内民間
215,328
-8.0%
海外工事
19,138
-35.4%
工事合計
330,552
-6.1%
受注合計
330,552
-6.1%
 
受注残(単体)(海外含む)
単体/百万円
期末残
前年同期末比
土木官庁
176,305
5.4%
土木民間
18,981
-28.7%
土木海外
34,633
-5.0%
↑土木計
229,919
-0.2%
建築官庁
11,506
-5.4%
建築民間
241,692
12.9%
建築海外
4,987
-24.7%
↑建築計
258,185
10.9%
国内官庁
187,811
4.6%
国内民間
260,673
8.3%
海外工事
39,620
-8.0%
工事合計
488,104
5.4%
総合計
488,104
5.4%

 

[ 2017年5月12日 ]
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